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はじめに 新しい時代には新しい「書く技術」を
イケダハヤト著「武器としての書く技術」は、2013年7月13日が2刷とあるので4年以上前に出版された本です。今再々読していますが、2018年になった今でも現実を鋭く認識されてくれる本です。
新しい「書く技術」に必要になるのが、次のの4つ。「スピード」「コピー力」「引きつけておく力」「リピートしてもらう力」。ですから、この本はいわゆる「いい文章」を書く参考書ではありません。「インターネット時代に読まれる文章とは?」という本です。
2014年頃に読んだ時、参考になった2つの指摘
1つ目は「文章が残念な人の10の特徴」の中
「〜だと思います」「〜な気がします」は止めろと指摘しています。自分の意見なのに、つい自分の意見ではないような逃げ道を作ってしまう自分がいました。即、これは実行していく努力をしました。
もう1つが「完璧主義はやめる〜人間なんてどうせバカ」
書いたってすぐに読まれるわけではないし、誰も賛同どころか批判すらしてくれないことは当り前。
仕事でも、同じようなことを自覚していました。それはホームページを公開したって、デザインにこだわりすぎたって、誰もアクセスしてくれません。仕事を発注してくれるクライアントは、ホームページを公開すれば、すぐたくさんのお客様が集まってくると妄想しています。「それはないです」と、いつも話していますが…
そして、今2018年頭にガツンと一発食らう!
3年以上かかりましたが、私も書くことはなんとかできるようになりました。1つのブログからは、ほんのおこづかい程度の収益ですがあります。が、本業にするのは、まだまだ遥か先のことです。
ブログで食っていくには、全然記事数が足りません。5つのブロフ合わせても1000記事くらいでしょうか。10万円稼ぐには10,000記事が必要で、30万回いろいろなページを見てもらわなければダメです(Adsense広告など)。
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イケダハヤト氏は、ブログで食べていく厳しい現実をはっきりこう例えてます。
「プロ選手として食っていく」と同じくらいの確率。
プロは、一朝一夕ではなれない
考えてみると、サラリーマンで金を稼ぐことだって、安易に稼げるわけではありません。毎月毎日(休日は別)朝出勤して、夕方帰ってくことを繰り返しているわけです。
自分もデザイナーとして食ってきましたが、そう簡単にデザイナーになれたわけではありません。30年のキャリアになっています
なのに、ここ3年間ブログを書いてきて、やっとおこずかいレベルの収益なのに、ブログを本業にしようとしても無理があるわけです。
終わりに
「本業はデザイン制作、副業がブログ」が、今の私の現実です。もっと、本業に力を入れなくてはいけないのです。
イケダハヤト著「武器としての書く技術」には、まだまだ感想がありますので、また書きます。
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