高齢者に多い〈新型〉栄養失調と3つの対策!

ステーキ肉

粗食、減塩?どうでもいい、ぶ厚い肉を食わせろ!

高齢者は、一汁一菜が健康に良い」
「高齢者は、減塩を心がける」
「高齢者は、柔らかくて食べやすいものにする」

今の60代は、こんな食事はごめんである。私もそうである。
「新しい大人文化研究所」によれば

「魚料理が好き」86.7%
「肉料理が好き」82.3%(男性は86%)
「野菜料理が好き」81.7%

だから、銀座でも静岡でも、「立ち食いステーキ」では、50・60代の男性が多いのだといいます。(銀座四丁目店・静岡駅前店「いきなり!ステーキ」)

私は魚好きですが、たまにぶ厚い肉が無性に食べたくなります。厚さ3cmとはいいませんが、ジュージューと音が出る、できれば2cmくらいの肉にかぶりつきたくなります。金欠で粗食に甘んじているせいかもしれません。やはり、人間は体力が欲しいと思うと、肉が食べたくなるのでしょう。

〈新型〉栄養失調って知ってました?

昭和の初めのころまでは、食糧不足で栄養失調になってしまう人々がいました。が、今は食糧不足からではなく、粗食にすべきだ!と言われてきた高齢者に多くみられます。
また、運動不足や外での活動が減ってきて、めん類やお茶漬けなどさっぱりしたもので食事を済ませがちだからです。

歯がない高齢者も硬いものを避けるようになり、栄養不足になりがちです。また、高齢で単身の場合には、料理をしなくなったり、体調が原因で買い物に出なくなったりした場合も、要注意です。いまの時代は、インターネットで簡単に安心してお買い物ができますので、一度試されることをオススメします。

蛇足ですが、若い女性は、自己流の食事制限ダイエットにより〈新型〉栄養失調になりやすいので、注意してください。

〈新型〉栄養失調の3つの対策

  1. 食事のバランスに気をつける
    主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスに気をつけて、多くの食材を取ります。今はやりのサプリメントに頼りすぎないことも大切です。
  2. 同じ食材でも調理方法を変える
    例えば、野菜のおひたしと炒め物では、後者には油や塩・コショウなどを入れるので栄養素が変わってきます。また、加熱することで壊れる栄養素もあるものは、サラダにしたりします。こうして、調理方法を変えるだけで、同じ食材でも栄養素の種類が変わってきます。
  3. ネットで安心なお買い物
    インターネットで食材を買うことも良いです。栄養素やカロリー表示もあれば、自然に食材についての知識も増えていきます。また、パソコンのスキルも上がり、一石二鳥です。

次の2冊も参考になります。

『介護されたくないなら粗食はやめなさい ピンピンコロリの栄養学』

(熊谷 修著・講談社2011年5月)

50歳以降は肉や卵や油脂を積極的に摂ろう。指標は血清アルブミン。毎日10食品群のチェックだけで、ぼけと寝たきりが予防できる。
60歳以後もピンピンしててコロリと死ねる介護予防の第一人者が提唱する、寝たきりにならないための栄養学。「活動力」強化のため50歳以後は肉や卵を積極的に摂る。

『正しい肉食 五〇歳をすぎたら肉を食べなさい! 』

(熊谷 修著・ 集英社2016年4月)

肉を食べるのに、もう言い訳はいりません!中高年からは毎日、肉を食べましょう!
肉ブームと言われて久しいものの、なぜ肉が体にいいのかに触れた本はまだありません。長年の研究によって肉食が糖尿病やうつ病、認知症の予防や心筋梗塞、脳卒中などに対しても効果を発揮することがわかってきています。毎日の食生活のヒント、簡単な食生活チェックシートなど、今日から役に立つ内容です。

熊谷 修
1956年宮崎県生まれ。人間総合科学大学教授。学術博士。高齢社会の健康施策の開発のため東京都老人総合研究所(現東京都健康長寿医療センター研究所)へ。わが国最初の「老化を遅らせる食生活指針」を発表し、シニアの栄養改善の科学的意義を解明。介護予防のための栄養改善プログラムの第一人者である。

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