新型肺炎コロナウイルス予防、日常できること気になること5

新型肺炎コロナウィルス予防、週刊文春

新型肺炎コロナウイルス、入院中の治療費は公費

日本政府が1月28日、新型肺炎を「指定感染症」としたため、入院中の治療費は公費で負担されます。

新型肺炎コロナウイルスの新しい感染者が、毎日報道されています。しかし、日常何を気をつけたらよいのか分かりません。

そんな時、今日発売の『週刊文春』に「新型肺炎に克つ 総力取材15本」の記事が出ていました。その中から、日常できること、気になることを5つピックアップしました。

以下、『週刊文春』の抜粋です。気になった方は、買って読んでください。

『週刊文春』新型肺炎に克つ総力取材15から5つ

新型肺炎コロナウイルス、感染リスクが高い場所

「中国では、日本はタイと並んでもっとも人気のある旅行先です」(在中記者)
広州から来たという一行の中国人ガイドに尋ねた。
「6日間のツアーでまずは浅草、銀座などに行く」
浅草・雷門の前にはスマホで互いの写真を撮り合う大勢の中国人観光客の姿が。だが、新型肺炎に対する警戒心はあまりないようだ。
「東海道新幹線で京都、大阪をまわって、10日間で帰る予定です。東京では秋葉原、京都の伏見稲荷、大阪の通天閣に行ってみたい」

「発症した奈良の男性は、中国人客を乗せたバスを運転していた。新幹線やバスなど感染者の近くに長時間いると濃厚接触になる可能性があるとみられます」(医療担当記者)

鉄道各社の対策はどうか。
「感染拡大防止のための特別な措置はとっていません」(東京メトロ)
「国などから出される情報や要請に基づき、対応してまいります」(JR東海)

新型肺炎コロナウイルス「マスク」の正しい使い方

「マスクは鼻から顎まで隠して、隙間があかないよう鼻にきっちりフィットさせてください」(内科看護師)
マスクは本来、予防のためのものではない。高山医師が解説する。
「マスクはまず、症状のある人が飛沫を周囲に撒き散らさないためにするもの。市販のマスクは繊維に隙間があるため、外から入ってくるウイルスへの予防には限界があります。
特に、マスクの表面を汚染させないことが重要です。例えば、汚染された電車の吊り革を触った手でマスクの位置を直したら、それだけでマスクは汚染され、感染するリスクになる。また、マスクは一度外出時に着用したら捨てる。空気中の飛沫をたくさんつけたマスクはとても危険です。我々も診療が終わったらすぐに捨てます」

子どものマスク着用は「顔につけたら気になって、色んなところを触った手で直さずにいられないので推奨しません」(同前)同じマスクを数日つけるなど言語道断だ。

「マスク」の正しい使い方

新型肺炎コロナウイルス「マスク以外」に買うべきもの

大谷院長が推奨する手指消毒剤は、一部の自治体が、ホテルなどの公共施設に配布しているが、自分でも持ち歩いておくべきだ。
「ウイルスは金属やプラスチック上で長く生きます。インフルエンザウイルスなら24時間生存する。外出時にドアノブに触れる機会は多いし、満員電車に乗れば吊り革を触らざるをえない。銀行で使う共有のボールペンから指先にウイルスがくっつくこともある。そんな時に携帯用の手指消毒剤が使えます」(大谷院長)

大谷院長はこの他に、抗ウイルス作用のある緑茶をよく飲み、手洗いタオルは使い捨てのペーパータオルを使うなど、感染予防を実践しているという。

新型肺炎コロナウイルス、一番の予防法

厚生労働省は「過剰に心配することなく、風邪やィンフルエンザと同様に、まずは咳エチケットや手洗い等の感染症対策を行うことが重要です」とホームぺージで呼びかけている。

池袋大谷クリニックの大谷義夫院長が推奨する予防法のーつが"手指消毒"だ。
「手の全体にくまなくすり込みます。手洗いは30秒必要だが、アルコール消毒なら15秒でも有効です。自宅の玄関に手指消毒剤を置いて、外出から帰るたびに消毒を心がければ、外からウイルスを持ち込む危険性を低くできます」

久住英二ナビタスクリニック理事長は、睡眠時間の重要性を指摘する。
「睡眠不足のときに風邪を引きやすくなることは、科学的に明らかになっています。深酒や長時間労働によって睡眠時間が削られると、免疫力が落ちます。新型肺炎でも、人から人に感染した例が出ているので、具合が悪いと思ったら、なるべく仕事を休んで、安静にした方が良いです」

国立国際医療研究センター国際感染症センター長の大曲貴夫氏が続ける。
「いつもの風邪などの予防と全く一緒です。まずは、手をこまめに洗うこと。そして、よく寝て、よく食べ、ほどよく運動して体調を保つ。その上で、周囲に咳をする人や鼻水が止まらない人がいたら、マスクを正しく着用しましょう」

新型肺炎コロナウイルス、治療法はあるのか?

「新型肺炎には、有効な抗ウイルス薬などの特異的な治療法はなく、対症療法を行います。現在、日本も資金を拠出L、諸外国が合同でワクチン開発に取り組んでいます。ただ、SARSを含めて、これまでコロナウイルスのワクチン自体がつくられたことがなく、開発までの期間を予測するのは難しいです。少なくとも年単位の時間がかかるとみられますが、まずは夏ごろを目処にヒトでの臨床試験を始めることを目指しています」

感染症の流行とワクチンの完成時期にはどうしてもタイムラグが生じてしまうのだという。だが、一方で朗報もある。
「中国では、新型肺炎の治療に米バイオ医薬品会社の開発した抗エイズウイルス(HlV)薬『カレトラ』を試験的に使用L始めたとロイター通信などが報じました。有効な新しい治療法が見つかるまでの措置ということですが、既存薬での迅速な治療が可能かもしれないと期待が高まっています」(医療担当記者)

終わりに。新型肺炎、国内で流行するのはいつ?

香港大学医学院は1月27日、感染者のピークは「4月、5月」と発表した。一方、和田教授はこう推測する。
「感染拡大状況について国内でもいくつかシナリオが考えられますが、私は今後、散発的に感染が続き、夏の東京オリンピックの頃まで長引く可能性があると考えています。不安が広がった際にリスクを正しく評価し、冷静に対処することが大事です」

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