えっ? イチョウの葉って、記憶力にいいの?

イチョウ葉

「イチョウ葉」広告の曖昧な表現

「えっ!イチョウの葉って、記憶力にいいの。知らなかった〜」
と思い、よく読んでみたのです。

最近、新聞広告をよく見ています。なぜなら、「サプリメントでは何が有効なのか」知りたいからです。ですが、その表現があまりにも曖昧で、何も言っていないのと同じなのです。

たとえば、今日の読売新聞の森下仁丹「イチョウ葉」全5段広告を見てみましょう。別に、この広告が悪いと言っているのではありません。

言いたいメッセージと「機能性関与成分と届出表示」を書き出してみました。「届出表示」には「記憶力を雄持することか報告されています」とあります。

いったい、どこが報告しているのでしょうか? また最後には、はっきりと「食品」と書いてあり、「薬」ではないことが明記されています。

森下仁丹「イチョウ葉」全5段広告

———以下広告メッセージです———

記憶力を維持したいあなたに
※記憶力とは、言葉や図形を記憶し、思い出す能力のことです。

アクティブシニアのための
森下仁丹「イチョウ葉」

イチョウ葉エキスのメカニズム
血流を流れやすくし、脳の血流量を増加させる。
抗酸化作用により、神経細胞のダメージを防ぐ。
これらのメカニズムで、認知機能の一部である記憶力を維持する。

———ここまでが広告メッセージ———

「脳の血流量だけが、増加するのですか?」
「神経細胞のダメージを防ぐって、脳だけじゃないでしょ!」
「これらのメカニズムって、メカニズムと言えるのですか!」

いかがでしょうか、よく分かりますか? サプリの広告をよく読んでみると、けっこう「何も書いてないじゃないか!」というのが多いです。

しかし、仕方がないのです。「医薬品・医薬部外品とサプリの違いは?」で、サプリメントは、薬機法(旧・薬事法)で、効果・効能は明記できないのです。

「イチョウ葉」機能性関与成分と届出表示

機能性関与成分:
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体 29mg
イチョウ葉由来テルペンラクトン 8mg

届出表示:
本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンか含まれますイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンには、認知機能の一部てある記憶力(言葉や図形を記憶し、思い出す能力)を雄持することか報告されています。記憶力を維持したい中高年の方に適した食品てす。

そこで、イチョウの葉には記憶に関しての効果があるのか調べてみました。

日経サイエンス編集部より

イチョウの葉の抽出物は記憶の衰えを防ぐ効果があるとされ,人気の高い健康食品のひとつだ。ドイツで痴呆症の治療にイチョウ葉エキスの使用が承認されているほか、米国でも現在、国立加齢研究所がアルツハイマー病の治療における有効性を評価する臨床試験を進めている。

全体としてイチョウ葉エキスの認知機能に対する効果はごくわずかながら認められた。ただ、同程度の効果はキャンディーなど糖分を口にした場合と変わらないという。また、記憶力を高める効果は投与直後に表れるという実験結果も出ている。

———ここまでが日経サイエンス———

森下仁丹「イチョウ葉」の広告は、この記事から広告文を作ったほうが説得力があったのではないかと思うがどうだろうか。

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