トマトが赤くなると医者が青くなる!?

イタリアン・トマト

リコピンとは?

リコピン(lycopene)は、カロテンの1種で、鮮やかな赤色をしている有機化合物です。1kgの成熟トマトから 0.02gしか得られない貴重な成分です。そして、リコピンには強い「抗酸化作用」があり、赤いトマトに豊富に含まれています。

カロテンはカロテノイド(主に野菜や果実などに含まれる、黄・橙・赤色の色素類の総称)の一種です。一部の魚介類(カニ、エビ、サケの赤色色素=アスタキサンチン)にも含まれています。このうち、β‐カロテンなどは吸収されて体内でビタミンAに変化します。

β‐カロテン、リコピン、ルテインには、がんや老化などの予防効果が期待され、緑黄色野菜に多く含まれています。アスタキサンチンには、他のカロテノイドに比べて強い活性酸素消去作用=抗酸化作用をもっています。

抗酸化作用とは、「活性酸素」を抑える働きのことです。
私たちが酸素を取り入れてエネルギーにするとき、一部の酸素が酸化力の強い「活性酸素」に変化します。この活性酸素が増え過ぎると、体の内側を酸化(=サビる)させ、細胞膜やDNAを傷つけたり、動脈硬化を引き起こしたりして、生活習慣病を招きます。この活性酸素を抑える働きを抗酸化作用と言います。

リコピンは、もともと油に溶けやすい性質を持っています。ですから、油を使った調理によって、吸収が高まります。また、リコピンは熱に強いので、炒めたり煮込んだりしても成分が減少する心配もありません。ですから、イタリアンにはよく使われるトマトソースは、オリーブオイルなどと一緒に調理するのが効果的で、理にかなったトマト料理法なのです。

1日に必要な15mgのリコピン

1日に15mgのリコピンを摂取することが望ましい。喫煙者の方はさらに多く摂取したほうがよいです。15mgのリコピンは、だいたいLサイズのトマト2個分に相当。トマト2個となると結構な量ですよね。やはり、サプリメントからとった方が効率的です。

カゴメによると、トマト由来のリコピンを1日当たり15mg、8週間以上摂取することで善玉コレストロールを増やす作用が期待できるそうです。
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/020400249/?ST=medical&P=1

そこで、よく言われる悪玉・善玉コレストロールについておさらいしておきましょう。

悪玉・善玉コレストロールとは?

悪玉LDLコレステロールと善玉HDLコレステロールの違い
http://neutral-fat-body.com/cholesterol/ldl-hdl

コレステロールとは
脂質の一種。脂質ですので水には溶けません。つまり血液にも溶けないということです。そのため、私たちの体内では血液に溶けるようにたんぱく質と結びついて、そのおかげで身体中に運ぶことができます。このたんぱく質と結びついている形を「リポたんぱく質」といいます。細胞膜、副腎皮質ホルモンや男性ホルモン、女性ホルモンといったホルモンはコレステロールが材料となります。

「リポたんぱく質」は、脂質がたんぱく質と結びついて血液に溶け込んでいる形で、コレステロールの運び役です。その種類には、比重の低いたんぱく質である「LDL(low-density lipoprotein)」と、比重の高いたんぱく質である「HDL(high-density lipoprotein)」があります。

悪玉コレステロール
低比重リポたんぱく質のLDLは、全身にコレステロールを供給する役割があります。LDLが多くなりすぎてしまうと体内で酸化されて、動脈の内側に蓄積してしまう。その結果血流を悪くしてしまったり、血栓を作ってしまったりします。「悪玉コレステロール」と言われるゆえんです。

善玉コレステロール
いっぽう、HDLはコレステロールを血管から除去してくれるので、動脈硬化を防止することができます。そのため、HDLに含まれているHDLコレステロールの通称を「善玉コレステロール」といいます。

最後に

コレステロールが気になる方は、気軽にできる新しい対策の一つとして、トマトの「リコピン」パワーを取り入れててはいかがでしょうか。

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