〈臨終〉について、最近思うこと。
例えば、一週間後の飲み会を予定しているとします。
「あ〜、今日は飲み会だ」と、就寝時、一週間後の飲み会の朝の目覚めを想像できますか。私は、想像し実感できます。あなたは、どうでしょうか?
では、「今日、死ぬんだ」と、就寝時〈臨終〉の朝を今実感できますか?
「できません」と答えるのが、普通だと思います。
ですが、「私は想像し、実感できます」
確実にその時が来ることを実感できるようになってきました。
つまり、確実に死が来ることが実感できるようになったのです。だから、少し戸惑い怖くなりました。
「いずれ死ぬ」ことは、頭では理解しています。でも、思っていただけで、実際理解もしていなければ実感もしていなかったのです。それが今は、〈臨終〉の朝が実感できるのです。
これが「歳をとる」ということでしょうか。こうして、死に慣れさせてくれるのが、歳を取ることなのかと思います。
〈臨終〉を考える本 5冊
そこで、〈臨終〉について書いてある本を読みたいと、Amazonで探してみました。
志賀 貢、小笠原 文雄お二人とも医師です。医師が死者を見届けた経験からの本は、かなり興味があります。『なんとめでたいご臨終』は、友人にも勧められました。
『なんとめでたいご臨終』『臨終の七不思議』『三途の川の七不思議』の3冊を、私は読んでみたいと思います。読み終わりましたら、感想文を書いて公開します。
- なんとめでたいご臨終(小笠原 文雄著)
在宅看取り1000人以上、ひとり暮らしの看取りを50人以上経験する「在宅医療」の名医が綴った奇跡と笑顔のエピソードが満載! 各界の著名人も驚嘆! 感涙! 大絶賛! - 臨終の七不思議(志賀 貢著)
数千例の死を見つめて、わかったこと、今なおわからないことのすべてをお伝えします。知っておくと、不思議と死ぬのが怖くなくなる、臨終の話。 - 三途の川の七不思議(志賀 貢著)
いずれその川を渡るときのために――。死ぬ前に知っておきたい、知らずに死ねない、三途の川の真実。(どんなことが書いてあるか?想像がつきません) - 臨終、ここだけの話(志賀 貢著)
ベストセラー『臨終の七不思議』に続く第2弾。医師生活50年、数千の臨終に立ち会ってきた医者が初めて明かした“その瞬間"を彩った涙と哀愁の事件カルテ。臨終間際――患者にも家族にも、それぞれの事情がある。 - 臨終医のないしょ話(志賀 貢著)
数千人の患者を看取った医師が、臨終間際の患者たちに起こった奇跡、不思議な現象を語ります。また50年の臨床経験から導き出した、心穏やかに臨終を迎える方法を教えます。
「終活 死ぬときに後悔すること25」
大津 秀一著。こちらも参考にしてみてください。1000人の死を見とどけた週末期医療の専門家が書いたベストセラーになった本です。
死ぬ時の〈後悔〉から、現実を生きる参考にしようと書かれた本です。アマゾンの書評も良し悪し含め100以上です。この書評だけ読んでみるのも、本を1冊読むのと同じ価値があります。