「死」とは何か[完全翻訳版]購入。イェール大学講義 シェリー・ケーガン著

DEATH「死」とは何か

「死とは何か」ここずっと関心を持っていた本

シェリー・ケーガン著というより、講義ということで、ここ数ヶ月ずっと関心を持っていました。

余命宣告された学生が、
“命をかけて”受けたいと願った伝説の講義。

やはり、新聞広告などのこのコピーが気になっていました。
ただ、この学生についての詳細は、一切語られていません。事実なのか、違うのかどうかは分からないのです。

まあ、それは置いておいて、この本には2種類あるのが、もう一つの気になるところでした。
それが、「死」とは何か[完全翻訳版][日本縮刷版]

そこで、Amazonのレビューを読んでみました。

「死」とは何か[完全翻訳版][日本縮刷版]

「死」とは何か[日本縮刷版]Amazonのレビュー ☆☆☆☆の不満点は?

[日本縮刷版]の割愛された部分についての評価がほとんどでした。

☆☆☆☆

  • 本書は不完全な「縮約版」であることを明記すべき
  • 形而上学が欠けている死の哲学書
  • 注意 これは未完成の版です
  • ひどい(だいじな前半部分がごそっと訳されていない)
  • 宣伝の文句に惹かれて読んだが失望した

「死」とは何か[日本縮刷版]割愛された章

[日本縮刷版]削除された前半部分
第2講:二元論と物理主義
第3講:「魂」は存在するか
第4講:デカルトの主張
第5講:「魂の不滅性」についてのプラトンの見解
第6講:「人格の同一性」について
第7講:魂説、身体説、人格説ーどの説を選ぶか?

かなり形而上学哲学宗教的な部分ですね。
ようは、「死」を考えるベースの考え方や背景なしに、「死」とはなにか、という本論だけにしたのが「死」とは何か[日本縮刷版]のようです。

でも、ベースになる考え方や背景がなくて、本論だけではこのような本を読む読者は不満を感じるようです。また、そのような読者は、形而上学や哲学、宗教書も多少なりとも読んでいるのではないかと思います(私も同じ)。

だから、「死」とは何か[完全翻訳版]を買いました。

少しずつですか、読んで感想を書いていこうと思います。
この歳になると、意外に「死」について考えることはしないようになっていました。だから、改めてこのような本を読むのは「死」を考える良い機会かもしれません。

「死」とは何か[完全翻訳版]

測ってみたら、厚さ43mmもありました。総ページ数751ページです。

第1講:「死」について考える
第2講:二元論と物理主義
第3講:「魂」は存在するか
第4講:デカルトの主張
第5講:「魂の不滅性」についてのプラトンの見解
第6講:「人格の同一性」について
第7講:魂説、身体説、人格説ーどの説を選ぶか?
第8講:死の本質
第9講:当事者意識と孤独感—死を巡る2つの主張
第10講:死はなぜ悪いのか
第11講:可能だとしたら、あなたは「不死」を手に入れたい
第12講:死が教える「人生の価値」の測り方
第13講:私たちが死ぬ前に考えておくべき、「死」にまつわる6つの問題
第14講:死に直面しながら生きる
第15講:自殺
死についての最終講義/これから生きる君たちへ
完全翻訳版のための訳者あとがき

著者シェリー・ケーガン
イエール大学教授。道徳哲学・規範倫理学の専門家として知られ、着任以来二十数年間開講されている「死」をテーマにしたイエール大学での講義は、常に指折りの人気コースとなっている。本書は、その講義をまとめたものであり、すでに中国、韓国をはじめ世界各国で翻訳出版され、40万部を超えるベストセラーとなっている。

終わりに。

私は仏教やキリスト教、プラトン、神話の世界に多く関心があります。
しかし、「死」について現実的な、科学的な納得できる教えなり、体験談はありません。

かつて、立花隆著「臨死体験」という本を読んだことがありましたが、結局は個人的な体験を多く聞いても納得できることはありませんでした。

今更「死」とは何か[完全翻訳版]を読んでも、なんら変わることはないかもしれません。でも、67歳になった今の自分なら、何らかの答えが見つかるかもしれません。

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