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日本 vs セネガル 2-2

日本 vs セネガル。2-2

私は見ていて、この結果は残念でした。勝てる機会が多くあったからです。特に、乾(敬称略、以下同じ)と大迫のシュート、あれを確実に入れるのが南米やヨーロッパのエース・ストライカーです。また、セネガルは思ったほど持久力がなかった。かなり集中力が途切れて、大味な試合運び。ここぞの速さはさすがでしたが……。

「これは勝てる!」と感じたのは、私だけではないと思います。

本田との交代時、香川の「悔しさ」が顔に。

香川には申し訳ありませんが、どこかホッとする自分がいました。ピッチを出る香川には、監督の期待やサポーターの期待がわかっているような表情が表れていました。それが、香川の「悔しさ」です。本人も自覚しているでしょう。普通の交代時なら、満面の笑みとは言いませんが、「あとは任せた」と交代するチームメイトに友好的な表情をします。

しかし、香川の顔の表情「悔しさ」は、こう言っています。

「俺は、しっかりトップ下をやっている」
「が、決定的なパスを出していない」
「ゴールの少し手前で上手く動いているにすぎない」
「欲しいのは自分のゴール」
「アシストでもいい、ゴールの量産」

本田と交代でピッチを出る時、本田と手をタッチする香川の「悔しさ」の表情は語っていました。

サッカーは、結果がすべて。

香川との交代時、本田の表情は背後からだからわかりません。だが、こんな表情をしているはずです。

「ご苦労さん、あとは俺に任せてくれ」
「俺がゴールをとる、ゴールに絡む」

本田はコロンビア戦のアシスト、セネガル戦のゴールで結果を出しました。次のポーランド戦では、先発も考えられます。

本田に「ごめんなさい」の多くのツイート

結果が出ると、サポーターは手のひらを返します。検索すると、「本田ごめんなさい」ツイートが溢れかえっています。ネット・ニュースにも取り上げられています。

#本田ごめんなさい
#西野JAPAN
#乾半端ない←「大迫」ではなく「乾」

ところで、「結果がすべて」は、私たちの現実の努力にも影響を及ぼします。

現実の成長曲線は、一定の右肩上りではない。

頑張る。当たり前だから、私は「頑張る」という言葉は嫌いです。しかし、結果は早く出てほしい。結果がなかなか出ないと、モチベーションが下がってしまいます。努力したくなくなります。
しかし、成長曲線は時間と結果・成果が比例することは、あまりないのです。

二種類の成長曲線

アルバイトの時給(Aの曲線)は比例しますが、何か新しいことをする場合(Bの曲線)は、途中まではなかなか成果が出ないのが普通。この成果が出る時を、日々努力して待ち続けられれば、成功することの確率は高くなります。しかし、多くの人々は先が見えない焦りと諦めから、努力を止めてしまいます。

だから、
日々淡々と努力を積み重ね、絶対に諦めない!
と、自分に言い聞かせます。

終わりに

香川には、本田ほどの経験値、特にメンタルがないということでしょうか。途中で止めざるをえない香川の「悔しさ」、日常では誰にでもあることです。

日々淡々と努力を積み重ね、絶対に諦めない!

「65歳からのブログ」でした。