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中村尚美ライブ

「音吉MEG」の空間とヴォーカルと音の響きがマッチ

私の好きな音楽ジャンルは、プログレッシブ・ロックです。Pink Floyd、YES、King Crimsonなどなど。正直ジャズは、仕事中流しているジャズ・フュージョンかジャズ&ボザノバ程度で、よくわかりません。

では「なぜ聴きに行ったのか」というと、知人に誘われたからです。

場所は吉祥寺「音吉MEG」。
ジャズ喫茶の老舗「メグ」の後を継いだライブハウスです。店内の半分が立派なオーディオ設備とライブステージ。半分が25席ほどの客席。だから、ミュージシャンがすぐ目の前です。

中村尚美(vo)
山口和与(b)
菅井信行(b)

珍しいウッド・ベース2本とヴォーカルの構成。「音吉MEG」の空間とヴォーカルと音の響きがマッチしていて、とても気持ち良かったです。

ベース2本だけなのに、音が少ないといった印象が全くありません。「技のデパート」山口さんのベースが様々な音を奏でます。それを支えている菅井さんのアレンジが、素晴らしいからだと後で山口さんが語ってくれました。ヴォーカルの中村さんが、お二人の演奏を聴いて、一緒にやろうとされたのもよくわかります。

中村さんもMCの中語りかけてくれたりしますので、とてもアットホームな感じを与えてくれました。12月4日には、またここ吉祥寺「音吉MEG」でライブをやられます。興味のある方は、おだ出かけください。

中村尚美【曲目】

1st Stage
①Takin' A Chance On Love
②The Look Of Love
③スマイル
④ワルツ・フォー・デビイ
⑤魅惑のリズム
⑥スカイレストラン
⑦オン・ザ・サニー・サイド・ストリート

〈休憩約20分〉

2nd Stage
①Take the A Train
② I LOVE YOU
③ベン
④スターダスト
⑤恋の予感
⑥サンキュー(銀河鉄道39)

知っている曲もアレンジが違うと、やはり雰囲気が全然違って、とても落ち着いた気分にさせてもらいました。

恋の予感は、「えっ!」

後で中村さんのMCで説明してくれたことですが、ジャズに詳しい方だと「えっ!」と思うことらしい……です。私には全くわかりませんが。

それは、2nd Stage「⑤恋の予感」のイントロです。

ジャズのスタンダード曲「You'd be so nice to come home to」のイントロ風アレンジで始まり、それが変化します。ここでジャズに詳しい方に「なせ?」と思わせるのだといいます。そこで、すかさずヴォーカル「なぜ、なぜ、あな〜たは」と入ります。店長の柳本さんは、さずがにうなずいていました。

ところで、King Crimson「Lizard-リザード」を聞いていて、何の音かよくわからなかったのが、目の前の山口さんのベースを聴いていて「あれ!あの音、こうして出していたのか?」と、思いました。
ライブを見る楽しみは、こんなところにもあるのかもしれません。

終わりに

「音吉MEG」では、基本火曜日から金曜日はライブをやっています。
12月4日は、「中村尚美」です。
音吉MEGホームページはこちら