最後の同窓会は、ハチャメチャから心の旅へ

なぜ?「最後の」同窓会なのだろう?

同窓会なのに出席者はたったの5人。この同窓会の幹事典夫が、ある理由のために会いたいと思ったのが小学の時の仲間4人だったからだ。また、他の4人もそれぞれ、これが最後と決めて出席する決意を持っていた。そんな60歳5人の最後の同窓会。

会った瞬間、いさお、みのる、しょういち、のりお、まちこと「ひらがな名」になってしまう。同窓会は、恋愛ではないがレモンの味がする。そして、だれもが「今、いい人生だよ」と、ちょっぴりカッコつけてしまう。

カッコつけるぐらいならまだいい。同窓会に出席できないクラスメートもいる。他界、貧困、何らかの理由で。また、そのことを伝えることさえできないこともあります。60歳の同窓会なら全員出席とはならない、人生いろいろあった年代です。

いや、今は男の寿命も80歳を越えるから、まだまだ人生いろいろあります。

同窓会出席者5人

  • リーダーだった功(いさお)市村正親
    村の天才が都会に出るとただの凡人になる典型。小学の時は輝いていたが、可もなく不可もないつまらない人生を歩んできたと自覚している。退職の日、同僚からは形だけの挨拶しかされず、帰ってきたら、奥さんが友だちと旅行に出るところ。何もすることはないところに、同窓会の出席を断ったのに「リーダーの功ちゃんが来なければ」と、典夫から電話が……
  • 陽気で屈託のない実(みのる)でんでん
    自分の浮気から、一人娘に疎んじられている。娘も夫の浮気で、離婚していたからだ。ただ一つの生きがいは、孫娘。「死んでも、孫のピアノ発表会に行く」と話していた。
  • 影のうすい正一(しょういち)片岡鶴太郎
    夫婦で細々と人生を歩んできて貯めた800万円。そのお金を奥さんが投資詐欺にあって自殺。そのお金を取り戻そうと、詐欺師の事務所におしかけ、「たかが800万円」と笑われて切れる。相手3人をバットで殴り、金を窃盗し、指名手配される。
  • 同窓会の幹事 典夫(のりお)角野卓造
    今でこそ貴重な、ただのいいやつ。親の介護から、結婚もできなかった。親の死後、自分の趣味、カメラ・車・ファッションにお金を使う。近くの場末のカラオケ・スナックの常連。ある理由から、5人だけの同窓会を開く。
  • 仲間のマドンナ真知子(まちこ)松坂慶子
    夫の借金から息子夫婦の家で、鬼嫁に肩身の狭い思いをしている。同窓会に行くお金も、新しい服を買うお金もない。息子夫婦の通帳を持ち出し、ピンクの服を買って、同窓会に出る。
    (2017年11月26日(日)午前10:00放送)

同窓会の当日、カラオケスナック

こんな5人が小学生に戻って、ちょっぴり「幸せスパイス」をかけて自己紹介をします。みんな、仲間には幸せだね、と思われたい。

そこで、典夫の真意が明かされます。余命2年のすい臓ガン、だから、みんなに会いたくて同窓会、いやグループ会を開いた、と。しばし空気が沈む。

「俺も心臓が悪いから、お前より早く死ぬかも」とツッコミをいれる実。
和気あいあいに戻り、オクラホマ・ミキサーのフォークダンス。功のほか4人はのりのり。カッコつけの功は最初はためらっていたが、最後には参加し、記念撮影する。

そこに真知子の息子夫婦が乗り込み、彼女を連れ戻してしまう。

翌朝、実の死からハチャメチャ・ドライブへ

朝になると、実が死んでいる。このままでは同窓会を終わらせないと、「死んでも、孫のピアノ発表会に行く」の言葉どうり、死んだ実を会場まで連れて行こうと功が提案。典夫の趣味のガレージに行き、革ジャンとサングラスのちょいワルオヤジの出で立ちになり、車でピアノ会場へ向かう。途中、

「真知子も誘おう!」

こうして、4人と死者1名のハチャメチャ・ドライブが始まります。途中検問に会い、正一が強盗犯であることを告白。他の3人が、功にリーダーシップを発揮するよう期待する。それになんとか応えようと功がリーダーらしく検問突破を決め、ハンドルを握り、アクセルを踏んだとたん、検問が解除される。幸いなことに、正一を見つける検問ではなかった。

しばし海岸でなごむ4人と死者1名。功と真知子がそれぞれが初恋の相手だと告白し、典夫と正一はやいのやいのとはしゃぐのであった。

ピアノ会場へ。孫娘は実おじいちゃんに気づき、無事ピアノ演奏を終える。娘も2階で拍手する(させられている)父に気づく。

ハッピーエンド、のこる余韻

ほのぼのとさせる人生を感じるパッピーエンド

正一「この金(1億)で、みんなで楽しく暮らそう!同窓会のように」
真知子「ハワイとか」
功「老後には1人3,000万かかる、4人では2,000万たりないだろう」

功は、お金の問題を言っていたのではない。同窓会だから、日常の中の非日常だからこそ、同窓会は楽しいんだ。これが最後の同窓会ではない、これからも同窓会はあるんだ、いややっていくのだと言いたかったのだ。

:死んでもピアノ発表会に来た父を、娘は泣いて許した
:リーダーだった自分をちょっぴり取り戻し、これからの人生に向きあう
正一:自首をする、情状酌量が認められれば、短期で出所できるだろう
典夫:スナックのママの思いを受け止め、次の同窓会に出る決心をする
真知子:鬼嫁に「心配したんだから」と抱きしめられる

最後に

私の場合2013年12月までは、2年おきに3回ほど中学の同窓会がありました。が、4年たつのになんの連絡もありません、今のところ。幹事に電話してみようかな?それから、小学の同窓会も一度ありました。こちらも、音沙汰なしです。

最後の同窓会ではないが、会える時に会っておいたほうがいい、それも自分の足で歩けるうちに。電話してみようかな……

今年は新しいことにチャレンジしては、うまくいかないことも多かった。が、うまくいかないという理由がわかった。また、チャレンジしたから、ダメなところが明確になり、次の一歩を導いていくとも分かってきた、進歩してますよね。

だから、今の自分はどん底ではない。光がなんとか見えてきたのだから。

スポンサーリンク
Vclub336-280




Vclub336-280




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
Vclub336-280