第2章 ストレスの正体

第2章 ストレスの正体

【目次】
本当のストレスとは何か

ストレスを言葉化できますか?/言葉化できる人は幸せになれる/「しっくり、なんとなく、〇〇な気がする」を封印/ストレスは悪か?/ストレスの分類

精神と肉体、2つの軸とストレスの関係
2つの軸が揺らぐと憑依を呼ぶ/肉体は車、たましいは運転手

環境の変化とストレスの増加
急速な変化がストレスを生んだ/だからあなたは何度も生まれ変わる/「なぜ?」を取り戻す/考えなくなった真の理由

ストレスを言葉化できますか?

[第1章 現代日本に蔓延するストレス]で提示された、《ストレスを言葉化できますか?》も具体的になってきます。

「現代人のストレス」
「ストレスフルな社会」
「仕事のストレス」
あなたがこういう言葉を聞いたら、どんなストレスか具体的に想像できるでしょうか?
たぶん、聞く人の精神状態によって様々なことを想像してしまうと思いますが……。あまり、明解ではありませんね。

ストレスを言葉化できる人=幸せになれる人
なぜなら、ストレスが何なのか把握でき、それに対処して乗り越え、自分が成長できるからです。

「ストレスで……」
「あら、大変ね」
このようなお互い曖昧のまま納得してしまうと、何の解決にもなりません。単なる逃げ口上で終わってしまいます。

ストレスを分類すると、3種類に

〈1.負荷〉と〈2.わがまま〉は、捉え方によって反対にもなります。

  1. 負荷のストレス
    他人との付き合い、仕事などは自分の思い通りにはなりません。そこで悩んだり、勉強したり、なんとか乗り越えようとします。結果、自分が成長できます。
  2. わがままなストレス
    元来は自分を成長させてくれる「負荷のストレス」も、人に押し付けたり、やってもらいたがったりします。その結果、人に断られたりすると怒ったりします。部下が相手の場合には陰湿なパワハラ、親の場合には、すねたりどなったりします。
  3. としてのストレス
    命を脅かすストレス。陰湿ないじめのような自殺に追い込む悪いストレス。とにかく害のストレスは、逃げなければいけません。

肉体は車、たましいは運転手

ストレスは、メンタルなストレスだけではありません。意外にフィジカルなストレスも多いのです。肉体の不調で、人はイライラしたり、暴言を言ったりします。正常な時ではありえない行動を人間にとらせるのです。
「悪い霊にでも取り憑かれたのかしら」と思われるほど。肉体の不調が、精神の足を引っぱるのです。

車も正しいメンテナンスが必要なように、運転手も運転のテクニックの向上が大切です。どちらか一方が欠けてもよいドライブはできません。

また、ダンプカー、大型車、小型車など乗った車によって、運転の仕方も変わると言われています。

 病にも3種類あります。

  1. 肉の病
    過労や不摂生からくる肉体的な病
  2. 思い癖の病
    心配性の人が胃腸を悪くするなどの病
  3. 宿命の病
    生まれる前に自分が決めたカリキュラムとしての病(スピリチュアリズム「宿命」と「運命」参照)

フィジカルとスピリチュアルの両面から本質を見極めることが大事、と江原啓之さんは書いています。

考えなくなった真の理由、「なぜ?」を取り戻す

大量生産、大量廃棄による大気汚染や水質汚染、パソコン・スマホのブルーライトなど―急激な環境の変化はフィジカルなストレスを身体にあたえます。

また、国も政治家も信用できないことから「何をしても無駄」とあきらめ、物質主義的価値観から目先の利益や快楽を追求してしまいます。私たちが考えなくなる一つの理由です。

そして、スピリチュアリズムによると、魂にとっては大問題。何も考えず生きていては、魂の課題をやり残こすことになり、何度も生まれ変わることになります。だから、もっと「なぜ?」「どうして?」と問わなければなりません。

終わりに

[第2章 ストレスの正体]はかなり具体的、「なるほど」と思うことが多かったです。ストレスといえばメンタルなストレスを想像しますが、フィジカルなストレスがいかに多いか、恐ろしいか、よくわかります。

フィジカルなストレスは、環境と食が起こさせます。

地球温暖化の原因は、畜産によるとの話が出てきます。家畜の飼料を生産するために、土地を切り開いて、大規模な農地を造るという話。以前、アマゾンの森林が広い範囲で焼かれているとの報道がありました。森林が少なくなれば、二酸化炭素は大気中に残ってしまいます。結果、気温は上がり、地球温暖化を加速させます。

地球温暖化を否定する政治家、科学者、作家がいますが、昨今の日本の夏の豪雨被害を考えると、地球温暖化は事実としか思えません。

江原啓之著『あなたが危ない!—不幸から逃げろ!』

第1章 現代日本に蔓延するストレス

第2章 ストレスの正体

第3章 ストレスと向き合

第4章 本当のあなたで生き、そして死ぬために

第5章 ストレスを癒す新たな視点

第6章  ストレス、そして懸依を恐れない生き方

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