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サンマの塩焼き、内臓食べる派? 内臓食べない派?
私は、サンマの塩焼きの内臓は食べる派です。
秋のサンマは脂がのっていますので、なんといっても「塩焼き」が一番美味しい食べ方です。
ところで、あなたはサンマやアユの塩焼きでは、内臓も食べていますか?
モツやホルモンと同じで女性はサンマの内臓を食べない方も多いと思いますが、男性なら食べる方も多いのではないでしょうか。
もし食べないのなら、損をしていると言えるでしょう。特に炊き立ての白米の甘さに、内臓の苦味は超絶品です。
また、魚の内臓には寄生虫がいるかもしれないからと、敬遠する方もいるかもしれません。しかし、しっかり加熱していれば、寄生虫は問題になりません。
それに、内臓には「ドコサヘキサエン酸(DHA)」や「エイコサペンタエン酸(EPA)」の栄養素も多く含まれています。DHAやEPAは、記憶力を保持するのに役立つ栄養素です。歳をとって物忘れが心配ならば、ぜひ内臓を食べることをおすすめします。
サンマを刺し身で食べるときはここに注意!
塩焼きの場合はぜんぜん問題ありませんが、サンマを刺し身で食べる場合には、食中毒を引き起こす寄生虫アニサキスに注意する必要があります。
厚生労働省のアニサキス対策として、マイナス20度で24時間以上冷凍することを推奨しています。できれば、1週間冷凍すれば安心です。でも、そこまでしてサンマの刺し身を食べる方はいないと思います。サンマの刺し身を食べたいなら、信頼できる魚屋かスーパーの生鮮食品で買って食べれば、衛生上はほぼ問題ないでしょうから。
サンマの塩焼き一口アドバイス
サンマは、アルミホイルの上で焼くのがおすすめ。アルミホイルをそのまま皿にのせれば、グリルや皿に汚れが付かず、掃除が楽です!
秋の味覚のサンマ、丸々1本を大いに味わい尽くしましょう。今までサンマの塩焼きで内臓を食べなかった方、今日から食べてみてはいかがでしょうか。超おすすめです。
終わりに。壇蜜さんは食べない派?
『週刊新潮』10月20日号「だんだん蜜味」のコラムで、壇蜜さんはこう書いておりました。
秋刀魚だの鮎だののはらわたを「食べないの? 一番美味しいのに〜。子どもだなぁ」とのたまう者とは仲良くなりたくない。
苦いものを食べられることが大人なのか? 食べられないと大人と言えないのか? と問い詰めたくなる。過去にこのセリフを吐いた男は、後で聞いたら塩辛は食べられないらしかった。はらわたを食べるかは好き好きだが、秋刀魚や鮎の身の部分と塩辛のコク深さに謝ってもらいたい。
はらわたを残しただけで未熟者扱いとは納得がいかぬ。
また、秋刀魚や鮎の腸(はらわた)が食べられる理由もイラストで解説されてます。