Amazonフィッシング詐欺メール本日朝6件。ダマされる人いる?

Amazonフィッシング詐欺メール

Amazonフィッシング詐欺メールamazonフィッシング詐欺メール、毎日10件ほど配信されてきます。

この手のメールが毎日、10件前後配信されてきます。
同じタイトル「Amazin お支払い情報を更新」なので、誰だって「?」に思いますよね。

今時、こんなフィッシング詐欺メールに引っかかる人っている!

って思っていたら、2月2日発売『サンデー毎日』にこんな記事が出ていました。

60歳すぎたら、ボヤっとしてメールを開いてはいけません。

「私はこうしてダマされた」筆者・40代岩田敬子さんの場合

「フィッシング詐欺」と聞いても、どこか他人事だろう。だが世代を問わず引っかかっているらしい。40代女性ライターの筆者(岩田敬子)もそうだ。では、それなりにパソコンやスマホを使いこなしている人でもなぜタマされるのか。実体験に基づいて「告白」する。

筆者は正月早々、フィッシング詐欺被害に遭ってしまったのだ。

フィッシング詐欺とは、実在する有名な企業になりすまし、偽メールを送信して受信者を"釣る"。そして偽サイトに誘導してパスワードを入力させるなどし、個人情報を盗み取るオンライン詐欺のことだ。

1月1日ネット通販大手「アマゾン・コム」の特典有料会員サービスである「アマゾンプライム」の会員期限切れの告知が届く。その継続を促す内容だったが、一度は無視する。
1月3日メールに添付されていた「Amazonログイン」と記されたオレンジ色のバナーをクリックしてしまう。クレジットカード情報の更新を促す画面が表れ、そのまま入力してしまう。

1月6日アマゾンで書籍を購入しようとして、クレジットカードが使えなくなっていることに気づく。同日、すぐにカード会社に問い合わせた。すると、「第三者の使用が疑われる取引が複数確認されたため、カード会社の判断で利用を一時停止した」との趣旨の説明があった。

「覚えがありますか?」とも聞かれた。
ともに知らされた"買い物"の内容には驚いた。筆者は3日のうちに、米スポーツ用品大手のナイキと家電量販店大手のビックカメラから、十数万円単位の買い物を複数回していたことになっていた。当然、身に覚えはない。即座に否定した。
すると、既にそれらの取引は全て取り消しになっており、筆者側の負担は「一切ないので安心するように」と説明してくれた。要は、金銭的な被害はなかったのだ。

自身のてんまつを書いているうちに、アイドルグループ・乃木坂46の元メンバーで女優の生駒里奈さんが、被害にあったとの報道が飛び込んできた。彼女はまだ25歳だ。昨年12月上旬には、吉本興業所属でお笑い芸人のエハラマサヒロさんの被害報道もあった。彼は38歳。ともに40代の筆者よりもずっと「ネット慣れ」しているはずの世代だが、被害に遭ったというのだ。

カード会社の補償とセキュリティ

  1. 大手カード会社の補償
    警察またはカード会社に紛失を届け出ると、その日から遡って60日分の損害を補償
  2. 不正検知システム
    24時間体制で利用状況を監視。過去の不正のパターンや状況と照合し、適正か否かを即座に判別

カード会社の補償外には要注意

  1. 会員の本人以外が使用
  2. 損害が保証期間を過ぎている
  3. 住所変更などの届け出が完了していない

私も含めまず読んでいないと思いますが、会員規約を確認しておいた方がいいですね。

フィッシング詐欺メールの対処法

フィッシング詐欺メールは、年々巧妙になっています。
たとえば、アドレス。Amazonなのに発信者のメルアドが、@amazon.co.jpではないとか。しかし、今やこれも改名が可能になっています。だから、@amazon関係でも注意が必要です。

  1. メールに直接返信しない
  2. バナーをクリックしない
  3. 公式サイトやアプリから入り直す
  4. メールアドレスや電話番号はネット検索してみる
  5. 毎月送られてくる紙の明細書で内容を確認する
    カード会社も通販サイトもメール上から個人情報の入力を求めることはない

万が一引っかかってしまったら、とにかくカード会社へ速やかに連絡。それが一番です。

終わりに。詐欺で購入した商品はどこに届くの?

「詐欺で購入した商品はどこに届くの?」
こう思ったことはないですか? だって自分の(あるいは詐欺会社)の住所に届けばすぐ身元がばれ、逮捕は必至です。

ドラマ名は忘れましたが、詐欺で買った商品はそれようのアパートなり、そこの宅配ボックスに届くよう指示があるらしいです。また、配達時間を決めておけば、アパートを借りずに所定時間にそこにいればいいわけです。

巧妙な手口です。その手口を実行するかわりに正当な労働をすれば良いと思いませんか?
でも、詐欺の方がはるかに楽に多額の商品が手に入れられるのですね。