室井摩耶子 『毎日、続ける』

シニアは粗食は、ウソ

2020年には、50歳以上が半分を占める日本の高齢化。シニアに関するレポートが、次々に書き変えられています。(改ざんではありませんよ)

シニアがこっそり生活していた離れから、独り歩きし、世間に飛び出してきたのです。だから、部屋着でなく、ファッション性が高い服を着たりしています。

また、食に関しても、従来粗食を進められてきたシニアですが、「肉を食え」と言われるようにな理ました。もう、お年寄りはお新香と味噌汁がいいなんて、ほとんど誰も言言いません。

立ち食いステーキの店も、シニアで混んでいるらしい。

私は魚派です。が、ここのところ分厚いステーキが無性に食いたくなります。なぜか「力の元は肉だ!」と無意識に植え付けられているかのように。

そして、このピアニスト室井摩耶子さんは、

リサイタルの時は、朝からステーキです。

目次だけを見ていても、人のことを気にかけるより、まず自分が毎日何をコツコツしていくのか、わかります。

(以下、Amazonより)

現役最高齢ピアニストが毎日続けてきた、
自分らしくいきいきと過ごすための工夫。

私は自分の人生を通しての実感として、新しいことを始めるのは何歳からでも遅いということはないと思っています。
たしかに、何かを始めるだけで劇的に人生が変わることは少ないかもしれませんが、
「毎日、続ける」ことによって人生の色合いが変化し、幸せへと結びついていくということがあります。
ささやかなことでもコツコツ続けて、一歩ずつ、いや半歩ずつでも積み重ねていくことで、人生を豊かに輝かせることができます。
(「はじめに」より)

第1章 「一歩」を続ける
第2章 「暮らし」を続ける
肉食こそが長く現役を続けられる秘訣
・一日中、元気を保てる「昼寝」のすすめ
・花や草木は“放任主義"で育てる
第3章 「ポジティブ」を続ける
・「古い人間」であることに誇りをもつべし
耳が遠くなると、ストレスからも遠くなる
・雨が降ることを心配して、傘を用意しなくていい
第4章 「好き」を続ける
第5章 「ひとり」を続ける
「ひとりの人生」を受け入れると強くなれる
・人づき合いは、去る者は追わず、来る者は拒まず
・この世から去ったら、「忘れられる存在」でいい

室井摩耶子【略歴】
1921(大正10)年、東京生まれ。41年、東京音楽学校(現・東京藝術大学)を首席で卒業し、研究科に進む。45年、日本交響楽団(現・NHK交響楽団)ソリストとしてデビュー。

56年、「モーツァルト生誕200年記念祭」の日本代表としてウィーンへ。同年、ベルリン音楽大学に留学。以後は海外を拠点に演奏活動。64年にはドイツで出版された『世界150人のピアニスト』に選ばれる。

82年に帰国。現役最高齢ピアニストとして活躍し、多くのメディアに取り上げられている。

終わりに

最近読んだ本『きむら式童話の作り方』で、才能は続けることの結果だとありました。つまり、結果が出るまで続けなければ、才能にならない。普通の人は途中で止めてしまい、才能のないせいにします。しかし、続けられないから、才能がなくなってしまうのです。

このように、 『毎日、続ける』ことが、一つの結果になります。