村上裕二『ゴジラ、日本画に進撃』(文春2020.0312)

村上裕二の『ゴジラ』、とにかくかっこいい!

この赤富士バックのゴジラ、北斎の『赤富士』のようにいいですね。

村上裕二さんは、記事では『僕はモスラが好き』と語っていますが、それもよくわかります。
2019年公開された映画『ゴジラ、キング・オブ・モンスター』をご覧になった方は、多いと思います。映画に出てきたモスラ、とにかく美しかったです。華麗という言葉がピッタリきます。

ところで、私はキング・ギドラが好きなんですが、映画『ゴジラ、キング・オブ・モンスター』のキング・ギドラ、とにかくカッコよかったです。

ところで、今回の三越の『怪獣王ゴジラの世界』では、キング・ギドラは出てくるのでしょうか?出ていれば見たいですね。また、下にあげておきました『村上裕二画集 ウルトラマンの世界』、かなり雰囲気がいいです。

村上裕二『ゴジラ、日本画に進撃』

(文春2020.0312)より

「ゴジラは立派な日本のカルチャーだ」
日本画家の村上裕二さんはそんな思いで描いたのだという。ウルトラマン、仮面ライダーに続いて、今回、ゴジラやキングギドラ等の怪獣をモチーフに選んだ。

「小学生の頃、公園でシーツをスクリーン代わりにして、映画館のおっちゃんが短く編集したゴジラ映画を見せてくれた。普段遊ぶすべり台の横でゴジラが暴れ回るのを、興奮しながら鑑賞したんです。そういうイノセントな感情を思い出しながら描きました」

幼いころから親しんできたゴジラの前では、画家であるより先に一人のファンであるようだ。
「ずっと憧れでしたから、カッコよく描きたい。ちなみに僕はモスラが好きなんですよ。同級生からは変なやつだと笑われましたが」

美術家の村上隆を兄に、院展でも数々の受賞歴を持つ村上さんだが、なぜ(日本画らしくない)日本画を描くようになったのか。

「昔は他人から求められる絵を描いて、それなりの評価をいただきました。でもある時、絵描きとしての自由な広野を見てみたいと思ったんです。それで出家もしました。他人の評価を気にするより、自分なりの挑戦をするのが大事なんじゃないか。今回の作品は、そんな僕なりのメッセージでもあるんですよ」

作品は、村上裕二日本画展『怪獣王ゴジラの世界』(7月8日から、日本橋三越本店)にて展示予定

村上裕二『ゴジラ、日本画に進撃』(文春2020.0312)

村上裕二画集 ウルトラマンの世界

ウルトラマンを日本画で描きました。
若くして日本美術院同人に推挙、日本美術院賞、大観賞を2回受賞するなど、才能をみとめられた村上裕二は、2008年、突如活動を停止。
周囲との交信も一切断ち、山門で修行。ふたたび絵筆を握り、茫漠とした中で描いていたのは、幼い日のヒーロー、ウルトラマンであった。
株式会社円谷プロダクションの許諾を得、日本画ではじめて表現したウルトラマンの世界を収録する村上裕二初の作品集。


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村上裕二画集 ウルトラマンの世界 

村上裕二(むらかみ ゆうじ)プロフィール

日本美術院より
http://nihonbijutsuin.or.jp/donin_profile/27.html
【生年月日】昭和39(1964)年10月9日
【出身地】東京
【現住所】東京
【師系】平山郁夫
【初入選】平成元(1989)年再興第74回日本美術院展覧会(以下「院展」)《岩間の水》
日本美術院賞(大観賞):
平成9(1997)年再興第82回院展《朝》
平成11(1999)年再興第84回院展《市》
同人推挙:平成12(2000)年10月26日
【現職】日本美術院同人
【備考】平成10(1998)年 第17回日本美術院奨学金受賞
平成24(2012)年 再興第97回院展出品《巨木とハシゴ》文部科学大臣賞受賞