ホリエモン 堀江貴文著「自分のことだけ考える。」新聞広告

今までホリエモンの本を読んだことがありません。

あまりに浮き沈みの激しいホリエモンの人生が、普通の私に参考になるはずがないと思っていたからです。でも、この本の目次を見ていて、共感できる部分がありました。

どこが、なぜ?

65年間生きてきて、自分の勇気のなさ、ええかっこしい、恥はかきたくないなど、〜したくない自分の弱さなんて、誰も気にしていないことを実感しているから。

「炎上される者になれ」という項目がありますが、悲しいかな!私のブログに文句を言ってくださる方は一人もいません。ようはそれだけ、見てもらえていないのです。こうやって文章を書いていても、誰も読んでくれないのです。まあ、賛否両論が出てくるような貴重な記事を書いていないので、当たり前のことですが(悲)。

こんなに関心を持たれないブログなので、逆に「炎上」して、数万、数十万のアクセスがあることなど夢の夢。そんな名もないブロッガーが恥をかきたくないと思っても、恥をかく機会さえないのです。これが、普通の人です。

だから、
「自分のことだけ考える」真面目だから評価される時代はもう終わった
「炎上される者になれ」炎上はコスパがいい
「無駄なものに振り回されない心」他人の正義感はスルーする
「恥をかいた分だけ成功に近づく」プライドは捨てよ!

などなど、その通りと思ってしまいます。どうせ、他人の目がないのだから、勝手に書こうと。

記事によっては、1日で1,900以上のアクセス記事もありましたが、自分自身のことを書いたものではありません。『新潮「朕は人妻と密会せり」黒ベタ映画名は?』の記事です。デザイナーとして広告を制作してきた私にとって、黒ベタの新聞広告は人生で初めてだったので、取り上げました。でも、自分の意見ではありません。

ホリエモン 堀江貴文著「自分のことだけ考える。」新聞広告

ホリエモン「炎上される者になれ!」

自分のことだけ考える。

(Amazonより)
無駄なものにふりまわされないメンタル術

ホリエモン初のメンタル本!思い込みを振り払え、炎上を恐れるな。
メンタルコントロールの極意49。
他人の目が気になる、人前だと緊張が止まらない、モチベーションを持続できない……。こうした心の悩みを抱え、自分のやりたいことにブレーキをかけてしまっている人は多い。無駄なものを遠ざけ、心をフラットに生きる方法。

※以下、本書の「はじめに」より一部抜粋

さて、ここであなた自身に問いたい。
「本当に、〝自分のことだけ〟考えて、生きていますか?」と。こんなことを言うと「また堀江が自己中心的なことを言っている」と思われるだろう。
(中略)
〝自分のことだけ〟考えて生きる、という言葉に込めた思い――。
それは表面的に「自己中心的」「利己的」に生きる、という意味ではない。つまるところ、僕らは「自分のことだけ考えて」生きるしかないのだ。人は「自分のことだけ」に集中して、生きるしかないはずだ。
(中略)
自分が「正しい」と信じることを、やるしかない。自分が「必要だ」と感じるものを、手に入れるしかない。自分が「後悔しない」と言える、好きな道を行くしかない。自分が「こうだ!」と決めたことを、努力し続けていくしかない。

もちろんその結果、失敗するかもしれない。
もしかすると、誰かに裏切られるかもしれない。さらに言えば、大きな損失を負う羽目になるかもしれない。でもそれは、自分の責任だし、失敗したってそのとき反省してまた自分を信じて真剣にやるだけだ。そう、だからこの本であなたに伝えたいのは「他人や、ほかのことに言い訳をつくるな」ということだ。

Amazonの正反対の書評を載せてみます。
★1つのレビューを参考にする方が多いです。レビューを読んでいると、今までのホリエモンの意見の焼き直しみたいです。まあ、それだけホリエモンが言ってきたことには、一貫性があることになります。ホリエモンの本を初めて読む方、数冊しか読んだことのない方にはいいのかもしれません。

★★★★★
生きることの本質を突く良書
毎回やる気を出させてくれる良書
それにしてもタイトルが炎上しそう笑
女性でも読みやすい
☆☆☆☆
勝手に10万部刷っただけで、10万部突破!
『5時に夢中』で本人が、「(出版社が)10万部も刷っちゃった」と暴露していた。ところが、新聞広告では、「10万部突破」と出していた。煽って金儲けしようとする出帆社の姿勢が暴かれた形だ。
これまでの著作の焼き直し
もう堀江は終わった。
毎度お馴染みのコンテンツだが、再確認できるものはあった。
立ち読みすら要らない

ホリエモン・堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
1972年、福岡県生まれ。実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。元株式会社ライブドア代表取締役CEO。現在は、ロケットエンジンの開発を中心に、スマホアプリのプロデュース、有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」の配信、会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」の運営など、幅広く活躍。主な著書に、『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『本音で生きる』(SB新書)、『99%の会社はいらない』『多動力』(幻冬舎)、『好きなことだけで生きていく。』(ポプラ新書)など多数。

ホリエモン 堀江貴文著「自分のことだけ考える。」
(146)自分のことだけ考える。: 無駄なものにふりまわされないメンタル術 (ポプラ新書)