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新潮・郷ひろみ©️週刊新潮2021.2.25

65歳「郷ひろみ」の日常を列挙すると…

記事は4ページですが、「郷ひろみ」の日常を列挙すると、
「ああ、芸能人ってそうなんだ」で終わってしまいます。

  • 午前6時頃起床、神棚に二拝二拍手
  • 利き手の右ではなく、左手で日常生活
  • 腹筋のほかスクワット1分間、40回ほど
  • 納豆は200回かき混ぜる
  • 一口30回は噛む、最近は50回
  • アルコールは飲まない
  • 21時以降は食べない

「こんなことできっこない!
っていうか、私はやりたくない」が本音です。

でも、今日取り上げた理由は、次の見出しにハッとしたから

脳は何歳でも鍛えられる

「運動が人生を教えてくれた」と語る郷は、「鍛えるべきは肉体だけではない」とも指摘する。

肉体は年とともに衰えます。髪は白くなり、背中は曲がり、体が縮む。これは誰も避けられない。でも、知識は衰えず縮小しません。やる気さえあれば、脳は何歳になっても鍛えられます。

脳を効果的に鍛える方法は、やはり読書でしょう。

書籍を開いて活字を追い、内容を吸収して脳内で発酵させていく。でも、そうやって蓄積した知識から豊かさを感じられるかどうかは、60代や70代になったからといって分かるものでもありません。だからこそ人間は知識をインプットし続ける必要があると思うんです。

読むのは毎日の就寝前と、飛行機や新幹線での移動の時。周りの席では大抵スタッフたちがイビキをかいて寝ているけど、僕は眠らないんです。なので、彼らのカバンや荷物が置き引きにあったりしないよう、見張り役を果たしながら本に目を通しています(笑)。

週に一冊のペースで読み終えていて、これまで少なく見積もっても2000冊は読んでいると思います。それでも、読書家と呼ばれる人の足元にも及ばないでしょう。読むのはほとんど小説で、作家で選んだり、知り合いから勧められたり、新聞や雑誌の書評を読んで「面白そうだな」って思ったもの。

国内なら三島由紀夫や山崎豊子、宮部みゆき。海外物ではロバート・B・パーカー、ジョン・グリシャム、パトリシア・コーンウェル。ミステリーが好きで、最近はヘニング・マンケルあたりもお気に入りです。

また、時代物からは学ぶ点が多く、40歳の頃に読んだ浅田次郎の『蒼穹の昴」には強い影響を受けました。人問の運命は自力で変えることができるけれど、それには強固な意志と凄まじいまでの努力が必要だということを教えられました。

終わりに。68最歳の私はボケません!

なぜなら、蓄えがなく、生活費のために毎日働かなければならないからです。
郷ひろみではありませんが、脳を毎日鍛えているからです。

  • 何がポイントか?
  • 何が描けるのか?
  • 何を表現の核(コンセプト)にするべきか?

そんなことを毎日考えているので、私はボケないと思っています。ボケる暇がないからです。

60歳以上の平均貯金は2,000万円とか、何かで読んだ時、別世界かと思いました。
でも、私に2,000万円の貯金があったら、何もしないで遊んでボケて、すぐ死んでしまうでしょう。基本、私は怠け者だから。

私の守護霊は怠惰を許さないのです。
また、それを望んで生まれてきたのかもしれない、と最近は思っています。