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トイレで死にたくない

トイレで死んでいた義姉(57)の話

ある日、大学生の甥が家に帰ると、いつもならいるはずの母親がいませんでした。
「夕飯の買い物にいっているのかな」と思った甥は、2階の自室でその日の講義の復習と明日の準備をしていたそうです。

しばらくして、甥はトイレに行きました。すると、そこには甥にとって、一生忘れられない光景があったのです。

母親がトイレで死んでいたのです。

甥は、「母さんが、トイレで死んでる!」とすぐ父親(私の兄)に連絡したそうです。

兄の家には同居していた86歳の母がいましたので、兄は母が死んだのだと思ったそうです。まさか、それがまだ60歳にもなってもいない奥さんだとは思わなかったそうです。

兄はトイレの奥さんの姿を他人には見せたくなかったので、警察に通報するかどうか、迷ったそうです。

一応警察に連絡しましたが、事件性はありませんでした。しかし、奥さんの死因はなんだったのでしょうか?
※義姉=私より年下

高齢者のトイレの死因は?

私は「義姉がなんでトイレで死んで、どんなだったか」聞きたい気はしました。しかし、尋ねることはやめました。兄にしても話したくないと思いましたから。

そこで、ネットで調べて見ました。すると……

高齢者のトイレでの死因は、「ヒートショック」が多いそうです。特に冬場のお風呂です。しかし、義姉の場合、お風呂ではなくトイレで、冬ではなく初夏でした。ですから、年齢も考えるとヒートショックではないでしょう。そこでさらに調べて見ましたら、2つの死因があるとわかりました。

  1. トイレでいきむと、血圧が200まで上がる可能性
    高齢者になると避けられない便秘によります。
  2. 排尿で、血圧が一気に70~80下がる危険
    ずっとガマンしてから、一気に出した場合に起こりがち。

2.の死因は、あまりガマンしないでトイレに行けば、かなり回避できます。しかし、便秘は高齢者になるほど避けられません。50歳前のトイレ死の事例もありました。

トイレでいきんで脳の血管が切れた47才の妻

昨年の3月初め、とても冷え込んだ朝のことでした。妻は普段から便秘がちで、トイレが長い。でもそのときは30分経っても出てこない。「大丈夫か?」と声をかけましたが、返事がない。

鍵がかかっていたので、慌ててドライバーを使ってドアを開けると、妻が前のめりに倒れていたんです。お尻も便座から外れてしまっていて、床はおしっこまみれだった。

寒いトイレのなかで強くいきんだために血圧が上昇し、脳の血管が切れてしまったのが原因とのことでした。妻はまだ47才で血圧も正常値でしたから、いまでも信じられない気持ちです。
高島光夫さん(55才・仮名)→ https://www.news-postseven.com/kaigo/78903

こんな自分や家族のトイレ死の姿は、ぜったい他人には見せたくはありません。

トイレで死にたくない高齢者へ

トイレで死なないためには、排便時の姿はロダンの「考える人」をイメージ(かかとを少し上げて前かがみの姿勢)すると、直腸と肛門の角度が広がり便が出やすくなります。

また、次3つのことも、できることからやってみましょう。

  1. トイレの室内に暖房器具を置いてを暖かくする
  2. 便座を温められる温便座に替える
  3. 水分や食物繊維を多く摂取する(お通じ改善)

はじめの2つは、冬に多いトイレの中でのヒートショック対策です。しかし、トイレの中が狭いと暖房器具を置くことには無理があります。また、温便座にするのも、なかなかできないのではないでしょうか?

すると、3つ目の食生活を改善して、食物繊維を多く摂れば、トイレで死ぬことは避けられることになりますが……

いまさら聞けない!ビフィズス菌と腸内環境

ビフィズス菌は発酵作用により糖を分解して酢酸や乳酸を作りだし、腸内を酸性に保つ働きをします。また、悪玉菌のエサとなる動物性たんぱく質が多く存在すると、腸内がアルカリ性に傾きます。

そして、意外に知られていないのが、ビフィズス菌がぜんどう運動を促す酪酸(らくさん)を増やすことです。酪酸は、味や臭い、吸収性などから食べたり飲んだりして摂取することが困難です。

ですから、もともと体内にいるビフィズス菌に酪酸を作らせることが効果的。そのエネルギー源として食物繊維などのビフィズス菌のエサとなる物質が必要となります。

ところで食物繊維といってもすごい食物繊維があるのをご存じでしょうか?

グアーガム分解物(PHGG)は高発酵のため、水溶性食物繊維の中でもビフィズス菌などの善玉菌の栄養源になりやすく、酪酸の増加量が最も多いのです。

水溶性食物繊維(グアーガム分解物)とは?

グアーガム分解物とは、グアー豆というマメ科の植物を精製して得られる水溶性食物繊維。粘り気が強いため、粘り気を弱くしたものがPHGG(グアーガム分解物)です。実はアイスクリームやドレッシングなどに、とろみを持たせるために使われている身近な食材なんです。

水溶性食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維よりも、腸内の善玉菌によって発酵されやすいという性質があります。グアーガム分解物は、水溶性食物繊維の中でも特に発酵性が高いと知られています。

そこで、"すごい水溶性食物繊維"が摂れる商品を探してみました。

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