補聴器のハウリング

フルートを吹く女性の後ろ姿、誰のグラビアの1ページ?

と思いましたが、全然違いました。

クラシックの公演で、観客の補聴器がピーピーうるさかった!
それに対する「三酔人マナー門答」でした。

タイトルの「三酔人」が示すように、どうでもいいかというようなご意見(失礼)が述べられています。

それは脇に置いておいて、私にとっては「へぇ〜」と思うことがありました。
それは、

補聴器のハウリング「ピーピー音」って、多いんだ!

と、いうことです。

このブログは、主に60歳以上の方々が対象ですので、補聴器を付けられている方もいらっしゃるかと思います。
だから、補聴器がピーピーいうハウリングの原因と解決を書いておきます。

補聴器のハウリング「ピーピー音」の原因とその解決

補聴器が「ピーピー」いう現象をハウリングと言います。

補聴器で増幅された音が、再び補聴器のマイクに入ることにより、ハウリングは起こります。
だから、補聴器の音を大きくすればするほど、ハウリングしやすくなります。
補聴器が音を増幅している証拠で、補聴器の故障ではありません。

補聴器のハウリングと呼ばれる「ピーピー音」は、補聴器と耳(外耳道)との間に隙間があることから音が漏れることで起こります。

だから、補聴器や耳せんがしっかり耳穴に入っているかどうかを確認し、ハウリングを抑制する機能もあれば動作させます。

また、補聴器が耳に合っていないことなども原因として考えられますので、購入した販売店に相談されることをおすすめします。

蛇足ですが、悩みと三酔人マナー門答とは?

私は11月21日、東京のサントリーホールでベルリン・フィルハーモニーの公演を聴きました。曲目はブルックナーの交響曲第8番。聴きどころはフィナーレの第4楽章。音量のコントラストが物凄く、山あり谷ありで、最後に圧倒的な山が聾えます。
ところが、肝心の第4楽章で、客席のどこかから補聴器のハウリング音が鳴りだしました。山の部分では音楽にかき消されますが、谷の部分ではオーケストラと渡り合うほどの音量に聞こえました。音楽に集中できなくなっているうち、終わってしまいました。
S席43,000円を購入したのに、心に約30,000円分の穴が開いた気分です。以来、怒りと悲しみで夜も眠れません。

【豪快君の回答】
同情できませんな。心頭滅却すれば、火も自ずと涼し。集中すれば、雑音も聞こえなくなる。それが純正な日本精神だよ。集中しなさい。
↑これは無理ですね。

【洋楽紳士の回答】
クラシックファンの肝は高齢者。補聴器をつけてでも聴きたい。補聴器にはハウリングが付き物。だから私は耐える。ジョン・ケージは、雑音も音楽と言っている。
豪快君の解釈はおかしい、心頭滅却すれば、雑音も自ずと楽し。禅の心でしょう。
↑これも無理ですね。

【南海先生】
どちらもよくないな。人間社会に大切なのは説得と改良です。補聴器は、それを正しく装着し、スウィッチの操作に気を配れば、そうハウリングを起こさないし、ハウリングを抑制する補聴器も増えていると聞く。高齢化社会の劇場やコンサートホールは、ロビーや会場内で、アナウンスや掲示によって、そのことを訴え続けるしかない。

あなたは、どう考えますか?