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う〜ん、よくわからない 砂糖の種類?

砂糖の成分ブドウ糖は、人間の脳にとって唯一のエネルギー源です。私は朝起きると、毎日3gのグラニュー糖を入れたコーヒーを飲みます。思考力や集中力を高めるためです。

しかし、砂糖は健康を害するといった思い込みもあります。そこで、砂糖についての記事を見つけました。今週の『女性セブン』からです。

食べていい砂糖、食べてはいけない砂糖

実はよく知らない甘〜い関係。
「どうせ危険でしょ?」と思い込んでいた人工甘味料もその種類を見極めれば、体に悪影響が少なく力口リーをカットできる。意外と見落としがちな糖類の賢い選び方を教えます!

健康面から考えると、「希少糖」がおすすめ。だが高額!

「希少糖」は直物由来の自然派甘味料。甘いのにカロリーがなく、血圧の安定や活性酸素抑制への働きから注目が集まっています。
ウリ科の植物「ラカンカ」エキスを使えば、カロリーや血糖値の変動をほぼ気にせず、甘みが得られます。ココナッツシュガーもおすすめ。カリウムやマグネシウムなどミネラルが豊富です。

しかし、一般的な上白糖と比べると、5〜8倍も高いので、ちょっとといった声もあります。

砂糖の種類と値段(『女性セブン』より)

では、今の人工甘味料はどうか?

「糖質オフ」「カロリーオフ」の製品に使われている人工甘味料です。

安心なのは、ここでも植物由来のステビア、エリスリトール。

還元麦芽糖では、医療現場で使われているマービー、エムワンスィート、マルビット。脂肪肝の抑制効果があります。マルチトールはショ糖と比べカロリ−1/2で、砂糖に近い味。虫歯にもなりにくい。
しかし、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースは危険度が高い。脳機能障害、発がん性物質、うつなどのリスクがあります。

意外に知らない砂糖の話

砂糖の原料「てん菜」って、知ってますか?

日本では輸入の砂糖を含め、原料は、てん菜8割、サトウキビ2割。
「てん菜」って、私は知りませんでした。別名は「砂糖大根」と言います。アブラナ科の大根とは縁が遠いそうです。日本では、北海道を中心に栽培されています。

砂糖の原料「てん菜」

そもそも、砂糖とは?

サトウキビやてん菜の根を搾ってその汁を煮詰めると砂糖になります。 全世界の砂糖生産量のうち約35%がてん菜を原料にしています。日本では輸入を含め、てん菜80%、残り20%がサトウキビです(国産4割、輸入6割)。

精製度により、きび糖、三温糖、上白糖、グラニュー糖に

煮詰めた砂糖を精製していくと、きび糖、茶色い三温糖、上白糖、グラニュー糖になります。ミネラルやビタミンなどの栄養素(雑味)が減って、ショ糖の純度が高まり、純粋な甘さが増します。純度の高いショ糖は無色透明で、光を乱反射するために白く見えます。
出回っている「白砂糖」は精製度が高く、ショ糖以外の栄養成分はほとんど含間れていません。

黒糖は、サトウキビのしぼり汁を煮詰めて固めたもの。カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなど豊富なミネラル、ビタミンが含まれています。
てん菜糖はミネラル成分がサトウキビ糖より少ないですが、オリゴ糖が含まれています。そのため、腸内菌に働きかけ、腸内環境を整えます。血糖値の上昇度合い(GI値)も低いです。
例えば、ブドウ糖50g摂取した時の血糖値の上がり方を100とすると、黒糖99、てん菜糖は65です。

ショ糖とは?
ショ糖は、ブドウ糖と果糖の割合が1:1の化合物。ブドウ糖は血糖値を急上昇させ、果糖は中性脂肪を増やします。

終わりに

茶色い砂糖は、成分的には白砂糖と変わりません。茶色いからといって、黒糖やてん菜糖のように、栄養素は残っていません。茶色い三温糖の中には、色ムラを均一にするために、カラメル色素を使っている場合は要注意。4種類あるカラメル色素のうち、2種類は発がん性物質があります。ただし、素人には砂糖の成分表示を見てもよくわかりませんよね。