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ルミガン点眼液0.03%

緑内障とは?

緑内障とは、視神経が悪くなり、見える範囲(視野)が狭くなってくる病気です。
眼の中には血液のかわりに、「房水」と呼ばれる栄養などを運んでいる液体が流れています。房水は毛様体の中で作られ、シュレム管から排出されています。目の中は、この房水によって一定の圧力(正常眼圧:10〜21mmHg)を保っています。

この房水が何らかの障害で流れが止められると、眼圧が上昇して緑内障になっていきます。緑内障になると、網膜にある視神経の先(視神経乳頭)が凹んで歪んできます。すると、視野の一部が見えなくなり、徐々に見えない範囲が大きくなっていきます。

片眼だけの緑内障の場合、はじめは正常な片眼がその見えない視野をカバーしてしまうので気づきません。緑内障が進行して「あれ、見えにくい!」となり、眼科に行き発見されます。

私と緑内障は、3年前から始まった

3年ほど前、朝起きる前に左眼の中にガラスの破片を入れられたような痛みを感じました。「何か目に入ったかな?」と思ったのですが、まばたきをするうちに痛みは治まりました。その後何もなかったのですが、その時に知らずに目をこすったりしていたのかもしれません。また、加齢も原因の一つだと思っています。

そのまま1年2年経ち、だんだん見えづらくなってきました。とうとう「これはやばい!」と思い、眼科に行く決心をしました。眼の手術をした友人に相談もしました。その友人は、緑内障ではなく「加齢黄斑変性」での手術でした。何日か入院もしたようです。

手術を覚悟して、恐るおそる眼科に行きました……

緑内障の治療は、眼圧を下げるルミガン点眼液

「点眼液で様子を見ていきましょう」

検査結果に、思わず心の中で「良かった!」と叫びました。緑内障でしたが、治療は原因である眼圧を下げることだけで済んだからです。「ルミガン点眼液0.03%」2.5ml、1日1回の処方です。私の場合左眼だけですので、これ1本で約3ヶ月持ちます。保険適用で、1,180円(税込み)。

眼圧を下げる点眼液は他にもあるそうです。私の場合、2017年12月で2.5年ほどこの「ルミガン点眼液0.03%2.5ml」を使っていますが、合っているようです。合わないと、まぶたや虹彩への色素沈着(メラニンの増加)による色調変化などの副作用が出るようです。

また、1年に1度視野検査もしています。検査は片眼で行います。視野のいろいろなところにランダムで強弱の光点が点滅し、見えると手元のボタンを押して知らせます。このデータをコンピュータが解析します。今のところ視野は悪化していませんが、治ることはないので違和感はずっと続いています。

蛇足ですが、ルミガンという成分はマツゲの成長を促しますので、美容品の育毛剤として使われています。私の左眼のマツゲも長くなっています。

ところで、白内障とは?

白内障とは、眼の水晶体の中のタンパク質が濁ってくることが原因でおこります。主な原因は加齢によるもので、「加齢性白内障」といいます。他にも、いろいろな白内障があります。

白内障の治療はこの濁りをレーザーで分解して取り出したり、ひどい濁りの場合は取り出した後に患者に合った眼内レンズ(直径約6m)を入れたりします。

最後に

緑内障は治りません。だから、基本的な治療は症状を止めるだけです。視野も回復することはなく、見えない違和感はこの後もずっと続きます。

正直、なんとももどかしい!

何週間か前に、落合信彦の息子・落合陽一(科学者)が新しいメガネを発明したと情熱大陸でやっていました。画期的に視力が良くなります。早く、市販化して欲しいと思っています。