福袋購入満足度ベスト3 2016・17年
2016年 | 2017年 |
第1位 洋服系 34% 第2位 飲食系 31% 第3位 雑貨系 17% その他 18% |
第1位 飲食系 39% 第2位 洋服系 27% 第3位 雑貨系 18% その他 16% |
ある主婦によると、
福袋で買った洋服は、タンスの肥やしになってしまうことが多い。一方、食べ物は半年以内で全部使い切ってしまうそうです。ようするに、無駄にならないのが食べ物なのです。
確かに、洋服は時代の流行に影響されて買ってしまうものも多いですが、一度も着ないものもあります。捨てるに捨てられないものの代表格ですね。
昨今は無駄なものにお金が使うことがなくなり、厳しい消費者心理を表しているようです。
福袋は「戦争」と、ある主婦
今の時代、狙った福袋をゲットするには、並ばなければならない。しかも、福袋を買う人はいくつも買います。一人で並んでいては、次の福袋のために並ぶことはできません。結果、買うことはできなくなります。
そこで、母娘で連携して、福袋を買いに行きます。これなら、母が買っている間に娘が並べばいいわけです。特に化粧品の人気福袋は、発売開始後4分で売り切れます。
この母娘が買った福袋は、3日間で合計16個で約10万円。銀座三越、新宿三越、新宿タカシマヤ、西武池袋、みな有名百貨店でした。
「夫に知れたら、家を追い出されてしまう」と、話していました。茶目っ気なのか、実態なのかわかりませんが。
福袋買い占めの組織化
ネットで在日中国人学生を集めて、整理券を集めると言う組織的な福袋買い占めを行う組織も出てきました。整理券1枚、2,000円。1人何枚でも可能。また、実際に福袋を買って、福袋を集めるワゴン車まで届ける。
このような手段で買い占めた福袋は、すぐネット・オークションへ出品します。福袋は買いたいけど、並んだり、実際に買いに行くのが嫌な人々が多くいるからです。
1990年前後の「ドラゴンクエスト」の発売日にも同じような現象が現れました。並んでまで買いたくない、楽に変えるならば高くてもいいという人々はたくさんいるのです。
福袋は「国民的お楽しみ」なので悲しいことですが、こういう組織化集団が増えてくることから、一部の店は福袋の販売を中止しました。
最後に
欲しいものを欲しい人に届ける人・会社が繁盛するのがインターネット時代です。