東京五輪コロナ中止なら、チケット払い戻し0円

開会式チケット60万円がパー⁉︎ 困惑する小料理店主

東京五輪チケット当選でやっと手に入れた開会式のチケット2枚で60万円

当時(2019)小料理屋の店主は、『特ダネ!』の取材で、こう語っていました。
「60万円は、これからの店の収益でなんとかします」と。
確か、長年連れ添った奥さんへの労いとも話していたと記憶しています。

そして、コロナウイルスの非常事態。
朝日デジタルの記事(下参照)では、東京2020チケット購入・利用規約上、払い戻しは不可と出ています。
さらに、この小料理屋は、完全予約制。キャンセルを含め、3月中旬以降の1か月間の〈予約0〉に。

組織委員会は、朝日新聞の報道を否定⁉︎

組織委員会では、朝日新聞の報道を否定していました。しかし、払い戻しをしないことを完全に否定しているとは言えません。
「万が一、大会自体や一部競技が中止になった場合『規約上の不可抗力とは何を指すか』から改めて協議することになると思います。現段階では、払い戻しをしますともしませんとも断言はできません」(広報)

規約には「払い戻しは不可」との記載はなく、報道は事実とは異なる。
3月17日、IOCの理事会発表もあり、7月24日の大会開幕に向けて計画通り準備を進めているところ。中止は全く検討していない。
大会の中止を前提として議論することは適切ではない。
組織委員会、IOC及びIPCは、これまで同様、事態の推移を注視しつつ、ステークホルダーと連携をとりながら、予定通り安全安心な大会運営に向けて準備して参りたい。

[朝日]五輪チケット、規約上払い戻しは不可 コロナで中止なら

 新型コロナウイルスの感染拡大を理由に東京オリンピック(五輪)・パラリンピックが中止となった場合、大会組織委員会が定める観戦チケットの購入・利用規約上、払い戻しはできない見通しになっていることが18日、大会関係者への取材でわかった。

組織委は規約で「当法人が東京2020チケット規約に定められた義務を履行できなかった場合に、その原因が不可抗力による場合には、当法人はその不履行について責任を負いません」と明記している。

そして、「不可抗力」について、「天災、戦争、暴動、反乱、内乱、テロ、火災、爆発、洪水、盗難、害意による損害、ストライキ、立入制限、天候、第三者による差止行為、国防、公衆衛生に関わる緊急事態、国または地方公共団体の行為または規制など、当法人のコントロールの及ばないあらゆる原因をいいます」と定めている。大会関係者によると、新型コロナウイルスが原因で中止となった場合、この規約の「公衆衛生に関わる緊急事態」にあてはまるという。

東京2020チケット購入・利用規約

第1条
(22)「不可抗力」とは、天災、戦争、暴動、反乱、内乱、テロ、火災、爆発、洪水、盗難、害意による損害、ストライキ、立入制限、天候、第三者による差止行為、国防、公衆衛生に関わる緊急事態、国または地方公共団体の行為または規制など、当法人のコントロールの及ばないあらゆる原因をいいます。

45(免責)
4.当法人、公式チケット販売元、会場の保有者および管理者その他本大会の運営に関与する当法人の委託先または本大会関係団体は、その責めに帰すべき事由がある場合を除き、チケット保有者がセッションを観覧する際に生じた損害について一切責任を負いません。例えば、免責される責任には以下に定めるものを含みます。
1)セッション中におけるボール、競技器具の観客席への飛び込みなど、セッションの正当な実施に起因して生じた損害
2)チケット利用者による東京2020チケット規約への違反行為に起因する損害
3不可抗力に起因する損害
https://ticket.tokyo2020.org/Home/TicketTerm

終わりに

やっと手に入れた東京五輪チケット。それも開会式チケットはプレミア級チケットです(転売することはできませんが)。

まだ中止と決まったわけではありませんが、また安倍総理は「完全開催」と言っていますが、開催されたとしても、無観客での開催ではこの小料理屋の店主にとって、全く意味がありません。

それにも増すコロナウイルスの弊害。「予約0」の回復は、見通しが立ちません。他人事ながら、いや自分の仕事の減少も考えれば、なんとかコロナウイルス収束してほしいと願っています。