※本ページにはプロモーションが含まれています。

南部美人AIは、獺祭の後を追えるか?

「南部美人」は、岩手県で第4位。

日本酒評価SAKETIME 南部美人第4位(2018.2.3現在)
https://www.saketime.jp/brands/81/
おおむね、いい評価を得ています。

南部美人純米吟醸。香り控えめ、味わいスッキリ。強烈キャラの社長イメージと逆w
甘過ぎず辛過ぎずとても良いバランス。
バランス良く冷やでも燗でもいけます。
2017インターナショナルワインチャレンジ(IWC)チャンピオンサケ受賞酒。
開栓直後の香りは秀逸。甘めの香り、口当たり少々甘めでで濃いめ、でも後味さっぱり

「強烈キャラの社長イメージと逆w」気になったので検索してみました。以下の記事を見つけました。興味にある方はどうぞ。

久慈浩介社長「日本酒で乾杯を!」
「エブリディ酒臭いし、エブリディ飲み会なんですよ。今ならいいですけどね(笑)」
http://www.joqr.co.jp/nmt/special/2018/01/post-60.php

では、本題に入ります。

南部美人、酒米が吸水をAIにより解析

杜氏は、吸水は酒米を蒸す前の工程で、酒米の種類、精米歩合、気温など複数の条件を総合して吸水時間を決めます。水に浸す時間の長短で、こうじ菌の繁殖度や酒米の溶けやすさが変化するからです。

吸水率が1%でも変わると、酒の仕上がりは大きく異なる。また、人手不足に悩む酒蔵のためにもなる」と、南部美人5代目蔵元の久慈浩介さん(45)。

酒米が吸水する様子を数秒ごとに映像化し、酒米の外見の変化などから、杜氏が最適と判断する時間をAIによるデータで適正値を導き出し、実現の可能性を探る。

まるで、今人気絶頂のあの「獺祭」の酒造りデータ化をまねる試みのようです。
このAIの解析ツールを、若干32歳のアイマ社長の三浦亜美さんが率いているのが感心します。
「AIは職人に替わるものではなく、あくまでも酒造りを補助するもの。
東北が世界に誇る南部杜氏の技を科学的に再現し、業界の発展につなげたい」

獺祭はデータ管理から品質を保って成功

獺祭では、杜氏の高齢化と人材不足のため、杜氏の長年の経験と勘に頼ることなく、徹底したデータ管理によって新入社員でも均質な酒を造ることを目的にしている。だから、蔵の温度管理とデータ管理によって、通年で醸造が行え、品質にバラツキがない。しかし、日本酒ファンの琴線に触れる”寒仕込み”や”新酒”などはありません。

驚いた!獺祭の朝刊1ページ全面広告〉参照

最後に

南部美人の社長久慈浩介さん(45)も若いが、それをAIで解析する三浦亜美さん(32)も若い。

下町の職人の手の感触で、数ミクロンの差を削り出す技術もすごいが、このような職人の技を、どこまでコンピュータAIが成し遂げるのか、今後が楽しみである。と同時に、寂しい思いもする。