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柿の日 正岡子規

正岡子規「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」は1895年10月26日

柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」は、奈良を旅した正岡子規が1895年10月26日に詠んだ俳句です。
それで、10月26日が「柿の日」になったのです。

実家の柿の想い出

埼玉では、柿を食べるのは運動会(10月10日前後)の頃。また、10月初め頃までは台風が来て、通過した翌日には柿の枝が折られ、よく地面に柿の実が落ちていました。家に生えていた柿の木は大きいもので、6〜7メートルありましたから、柿の実を取る手間が省けてよかった記憶があります。

また、果物の中では、私は柿と梨が大好きです。実家には梨の木はありませんでしたが、柿の木は5〜6本ありました。種類によっては、12月末まで食べられました。柿の木は実家の近所にも多くありましたので、実家にない筆柿などの種類も多く食べられました。

だからでしょうか、最近売られている柿は高く感じて、買ってまで食べることがなくなりきました。梨も近くの農園で段ボール一箱(50前後)数百円でしたので、1日に2〜3個よく食べていました。今は梨も高くて、あまり手が出ません(悲)。

柿の学名(Diospyros kaki)と栄養

スウェーデン出身の植物学者カール・ツンベルク氏の命名。
Diospyros の名は、古代ギリシャの言葉「Dios」(διός) と「pyros」(πυρος) に由来します。 意味は「ゼウスの小麦」、「聖なる果実」「神聖な食品」とも。 Diospyrosの名前は、マメガキ(Diospyros lotus)に対して命名されたそうです。

マメガキ(豆柿、学名:Diospyros lotus)
別名は小柿。東北アジア原産のカキノキ属の植物。名は『オデュッセイア』に登場するロートスの木に由来。食べると、今までの記憶を失ってしまいます。英名の「date plum」は、デーツ(なつめやしの実)とプラムを合わせたような味がすることに由来するそうです。

柿の実1個には大人が一日に摂るべき量のビタミンCが含まれています。βカロテンなどの栄養素も豊富ですので、栄養面からも、毎日食べたいと思いますが、もっと安くならないと……ですね。

柿の日「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」「美味しそう〜」