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イルカのハニー

2018年1月、千葉県銚子市にある「犬吠埼マリンパーク」が閉館。去年まで、この老朽化した水族館にはイルカが2匹いたのですが、1匹が死んでしまったため、最後に「ハニー」というメスのイルカが屋外のプールに取り残されたまま今に至っています。かつて和歌山県太地町で捕獲されたイルカです。
※現在、イルカは捕獲することが禁止されています。だから、市場価値は高い。このことが……

eikisato.animal.love.
2018/07/31 に公開

先日の『2018年7月16日海の日号/第308夜 犬吠埼のハニーさん』の回は、大きな反響を呼び、 視聴回数400回を超えました。 屋上からずうっと私を監視し、私の事を撮影し続ける水族館関係者に、私は手を振って帰りましたが、 実はあの後、私は植物の茂みの中からハニ―さんが 黒い幕の隙間へと出て来るチャンスを ひとり静かに、石のように待ち続けていました。

「譲渡」救いの手は2つ。だが、なぜか沈黙?

「犬吠埼マリンパーク」は閉鎖して、エサ代や維持費はかかるのだが、沈黙を守ったまま?

2つ「譲渡」救いの手は、
1つが、すぐ近くの「鴨川シーワールド」
もう1つが静岡県沼津市の無人島・淡路島「淡路島ホテル」

「鴨川シーワールド」

閉館直後、犬吠埼マリンパークは同じ県内の鴨川シーワールドに、魚を含めた生きものたちの引き取りを打診。鴨川シーワールドはハニーについても受け入れの心づもりだったそうです。

しかし、その後犬吠埼マリンパークには電話も通じず、音沙汰なし。銚子市が犬吠埼マリンパークの継続を希望しており、交渉の結果待ちだと現在シーワールドは理解しているようです。

静岡県沼津市の無人島・淡島にある「淡島ホテル」

(8月24日のツインター)
淡島ホテルは犬吠埼マリンパークのイルカのハニーと、ペンギンたちを引き取りたいと考えています。担当者はご連絡を下さい。このツイートが届きますようRTをお願い致します。
すると、

3万件を超えるリツイートが!

淡路島ホテルのツイッター

淡島ホテルがホームページを更新!

2018年8月27日
「イルカ達の受け入れについて」
淡路島ホテルは、犬吠埼マリンバークのイルカのハ二ーとベンギン達について受け入れ実現に向けて取り組んて行くことを表明いたします。

飼育は当初、隣接する「あわしまマリンパーク」様に全面的なご協力を頂く予定ておりますが、最終的には当ホテルの融地内に飼育場所を新設して当ホテルのスタッフにて行う所存です。当然ながら、「あわしまマリンパーク」様からはご協力の内諾を得ております。

今のところ、先方様と接触できておりませんが、今後、本件について進展があった場合は本欄にてお知らせいたします。

犬吠埼マリンバーク「譲渡」ではなく「売却」狙い?

なぜ、犬吠埼マリンバークは、「譲渡」の手に対して、半年以上も無回答なのか?

「譲渡」では、お金にならない!

今、イルカは捕獲できないので、市場価値がかなり高いのだといいます。1頭約400万円。また、ペンギンも1頭約40万円。イルカのハニー、ペンギン十数羽、その他の海洋生物で、推定資産総額が約3,000万円になるそうです。

これが、閉鎖してても、お金が十分なくても飼い続けている理由ではないだろうか?

犬吠埼マリンバークでは閉鎖しているので、1日1食の最低限の食事しか与えていないようです。また、飼育員も朝の食事だけで、何のケアもしていないという実態。イルカのハニーはかなりのストレスがあり、このままでは、どうなるかわからないという状態。犬吠埼マリンバークが「売却」狙いとして、「売却」が決まれなければ、イルカのハニーは死あるのみか!

また、

犬吠埼マリンバークのロケーションが素晴らしい!

犬吠埼灯台のすぐ近くで、観光ホテルを立ててもいいようだ。
かつてのキャッチフレーズが「地球の地平線が丸く見えます」だとか!

こんな、資産価値の高いロケーションはそうそうない。
「犬吠埼マリンパーク」は取材にも応じず、飼育員は膣もんされても「警察を呼ぶぞ!」と答えないらしい。

終わりに

昨日の犬・猫動物虐待のニュースに続いて、またまたイルカのハニーの悲惨。また、それを引き起こしている当事者が、なんとも納得できない輩なのがもどかしい。

犬吠埼マリンパークのロケーション