『八ヶ岳』って、どんな山だっけ?
10月30日、日がえるバスツアーで「富士高原リゾート」から八ヶ岳を見てきました。
「皆さん、『八ヶ岳』のイメージが頭に浮かびますか?」
「富士山」と言われれば、あの山頂に雪をかぶり、なだらかな稜線の雄大な姿を思い浮かべることでしょう。
ところが『八ヶ岳』と聞いて、あるイメージ(写真)が、「ああ、あの山ね」と思い浮かべられる人は少ないのではないでしょうか。特に、八ヶ岳に行ったことがない人は、思い浮かばないと思います。私もそうでした。
そこで、『八ヶ岳』について、調べてみました。
『八ヶ岳』とは?
八ヶ岳は、山梨県・長野県にまたがる山々の総称です。
だから、八ヶ岳と言っても、ありませんが「八ヶ岳山」のような山が思い浮かぶことはないのです。
八ヶ岳の定義としては、3つありました。(地図を参照)
- 夏沢峠以南のいわゆる南八ヶ岳のみ
- 南八ヶ岳及び北八ヶ岳の領域(蓼科山を除いた領域)
- 蓼科山まで含んだ八ヶ岳連峰全体
日本百名山でいう八ヶ岳は、「南八ヶ岳」のみを指すそうです。
富士見高原リゾート・天空の遊覧カート
新宿都庁地下を、9時少し前に出発して、双葉SCで20分間の休憩を取り、10時30分過ぎに「富士見高原リゾート」の「天空の遊覧カート」乗り場に着きました。
「ここは高原なんだな〜!」
少し肌寒い感じでしたが、空気がキリッとした清々しさが、リフレッシュしてくれて、
思っていたより、紅葉も進んでいてまさに、秋の高原です。
自動運転?天空の遊覧カート
「どうのような仕組みで、天空の遊覧カートは自動運転するのだろう?」
私は、まず疑問を持ちました。すると、近くにいた同年輩の方が教えてくれました。
「ゴルフ場のカートと同じで、コースの下に誘導線があるんだ」
なるほど、コースのアスファルトをよく見ると、上りと下りの黒いラインが見えます。この誘導線とカートが、無線でリンクしているのですね。
では、遊覧カートに乗りましょう。
定員は4人、ここから頂上までは約25分です。コースはまるで日光・いろは坂のように、ジグザクに登っていきます。
まず、驚いたのが斜面の「白樺」の美しさ。
今まで、こんなにたくさんの美しい白樺は見たことがありません。きっと何度も行っている日光にもあると思うのですが、白樺の美しいところに行ったことがありません。
また、山の斜面の反対側の眺めは、入笠山、乗鞍岳、奥穂高岳、槍ヶ岳などの山並。奥穂高岳あたりの下には、諏訪湖が少し見えます。また、まだ色づき始めたばかりのこちらの裾野の紅葉のグラデーションもきれいです。
- 清々しい空気
- 美しい白樺の樹林
- 山並の美しさ
と、「この三つだけでも、来て良かったし、旅行代金の元は取れるな〜」と思いました。
でもです、遊覧カートの終点の頂上からのパノラマ風景は、富士山も眺められる素晴らしい景色でした。
それは、次回に。
八ヶ岳の西岳(2,398m)と編笠岳(2,524m)