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悪性リンパ腫になった笠井アナ

悪性リンパ腫になった笠井信輔アナが、自分の決意を語るために今日19日「とくダネ!」に出演しました。
なぜ出演したのかは、笠井アナ自身の言葉を下に載せました。

その前に、笠井アナが最後に語った言葉に、「なるほど!」と感銘を受けました。

「最後に言わせてください。それは『足し算の縁』と『引き算の縁』です」

笠井アナが語る『足し算の縁』と『引き算の縁』

笠井アナ、「それは東日本大震災の取材時のことでした」

東日本大震災を取材する笠井アナ。

「あの人がいない」
「〇〇さんが見当たらない」
「〇〇さんが死んでしまった」
……などなど。

初期の取材では、笠井アナは亡くなった方や行方不明の方々の名前をよく聞かされたということです。
しかし、取材をしていくうちに、

「あの人が見つかった」
「保健所の〇〇さんによくしてもらった」
「〇〇さんと知り合えた」
……などなど。

笠井アナは、新しい出会いとその喜びを聞くようになりました。
そこで、悪性リンパ腫になった今の自分を鑑みるに、

「これから4か月間入院することになり、(自分)を忘れていく人々も多いでしょう。
しかし、病院では新しい出会いが多くあると思います。それが、楽しみです」
と、語っていました。

それが、『足し算の縁』と『引き算の縁』です。

私たちは、往々にしてなくなった人や物に心を奪われてしまいます。『引き算の縁』です。
しかし、なくしている間、その時間には新しい出会いがあります。そのことに、『足し算の縁』にもっと注意を向けるべきなんですね。

笠井信輔アナ、「とくダネ!」に出演した理由

小倉智昭キャスター
「3か月前にこのスタジオで笠井君の卒業式やって、なんでこんな形で戻ってくるかな。巡りあわせだな」

笠井信輔アナ
「32年間、ワイドアナウンサーとしていろんな芸能人、有名人の方のプライバシーを自分の言葉で放送してきて、いざ自分が病気になった時に『そっとしておいてください』というのは自分の生き方として許さないという。話せることはみなさんに知ってもらう義務がある」

「もうひとつは、小倉さんですよ。小倉さんががんになって自分の病状を事細かく公表する姿を見ていて、そこまで話さなくてもいいのにということまで語っている姿を見ていると、我々のような仕事をしている人間はそういう覚悟とか立場とかいく瞬間があるんだなと小倉さん見て学びました」

全身に蔓延しているがんでも、今は治んだ!

笠井アナの悪性リンパ腫発見まで
①トイレが近くなり異変を感じ、検査を受ける
前立腺肥大と判明
②放射線技師が「不審な影」を見つけ、精密検査を勧められる
腰・肩に悪性リンパ腫が見つかる

「2か月間、めちゃめちゃ働いて、これからいい感じでいくぞっていう時にガーンっと来ましたからね。これは焦りましたわ」

病名は「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」。
しかも、「全身にがんが蔓延している」と医者に告げられたそうです。
マジで目眩がしたそうです。

笠井アナの今の症状
・日によって痛いところが違う
・起き上がるのが大変
・鎮痛剤を飲み仕事をしている
強い抗がん剤治療が必要だそうです。

※国立がんセンターによると、悪性リンパ腫の種類は70種以上あるそうです。

悪性リンパ腫になった笠井アナ