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池江璃花子選手の白血病を報じる読売新聞朝刊一面

池江璃花子の白血病を報じる読売新聞朝刊池江璃花子選手の白血病を報じる読売新聞朝刊一面2019.2.13

昨日午後2時頃、池江 璃花子@rikakoikeeさん、「ご報告です。」とツイートしました。
衝撃です。2月13日の今日の各スポーツ紙は、全てトップで報じていることと思います。

池江 璃花子@rikakoikee2019.2.12

池江 璃花子@rikakoikeeには、2018年8月24日にアジア大会で6冠を制したという、誇らかなツイートが一番上に固定されて表示されています。
約6ヶ月後、まさかこんな状態になるとは、本人も日本国民、いや世界中の人々も想像だにできなかったことです。

「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。」

と、まだ高校生の彼女は、告白しています。しかし、

「しっかり治療すれば完治する病気でもあります。」
(中略)
「さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。」

と、前を向いています。復帰を祈って見守っていきたいと思います。

サラ・ショーストロム選手 Instagramでエール

池江璃花子さんのライバル、2016年リオデジャネイロ五輪100メートルバタフライ金メダルのサラ・ショーストロム(スウェーデン)は自身のインスタグラムに2人で練習をしている写真を投稿しました。

「私の友人、池江璃花子が白血病と診断されたことを聞いて、涙があふれている。私の全ての力と愛をあなたに送る」

サラ・ショーストロム(スウェーデン)のインスタグラム

改めて、白血病とは?

白血病には、急性白血病と慢性白血病があります。
今の医学では、白血病は治らない病気ではありません。白血病の種類にもよりますが、若い方が完治する可能性が高い。池江璃花子さんはまだ18歳です。また、水泳をやっていることから、早期発見できたともいえます。

急性白血病
がん細胞が急激に成長して、数ヶ月で発症します。
小児によく発症するのが、急性リンパ性白血病で、小児でも成人でも発症するのが、急性骨髄性白血病です。

慢性白血病
数年かけて発症し、悪くなるまで症状が出ない。慢性リンパ性白血病慢性骨髄性白血病は、主に50歳以上で発症します。

白血病の治療には2つ。抗がん剤治療と骨髄移植

抗がん剤治療
まず、強い抗がん剤を投与し、寛解を目指す治療です。8か月から12か月の入院が必要になります。それ以後は、弱い薬で寛解を維持する療法です。
抗がん剤の苦しいところは、副作用です。吐き気、発熱、貧血、だるさ、脱毛(女子にはきつい)、手足のしびれなどがあります。
【寛解】全治とまでは言えないが、病状が治まっておだやかであること。

骨髄移植
骨髄バンクから適合者(ドナー)を探します。兄弟の場合、約25%の確率で適合するといいます。

終わりに

2020年の東京オリンピックには間に合わないと思いますが、休養と思ってゆっくり治療に専念してほしいと思います。