※本ページにはプロモーションが含まれています。

爆笑問題・太田光、日大裏口入学!?

今週の週刊文春と週刊新潮の広告には、これといって興味を引くものがなかった。しかし、一つだけなんか気になった記事があった。

笑い飛ばせばそれで良かった「太田光」の日大問題

本誌の裏口疑惑報道にえらい剣幕で応じたご本人。しかしそもそも裏口入学はそんなに恥ずべき過去なのか。所詮この世は人間関係がものを言うコネ社会。どこの家庭にも縁故で潜り抜けた狭き門の一つや二つあってもおかしくあるまい。投じたお金が税金と無縁の私財であれば、世間の潤滑油の一種とも言えよう。

何が言いたいのか?よくわからない。この見出しではどんな内容なのかよくわからなかった。ずっと引っかかっていて、今日コンビニに行って立ち読みしてきました。

爆笑問題「太田光」日大裏口入学とは?

デイリー新潮によると、前号の記事内容はこのようなことであった。

 大東文化大学第一高校に通った太田が、日本大学芸術学部を受験したのは1984年のこと。自身の進学について、〈いずれ日芸に行きたいと思っていた〉と自伝に綴るが、一方で〈ダメなら専門学校の横浜映画学校に行ければいいやって思ってました〉(『爆笑問題 太田光自伝』)。
だが、内装会社を営んでいた父・三郎氏は、溺愛する一人っ子の光を、なんとしてでも日大に合格させたかったようだ。入試前年の83年後半、指定暴力団組長の愛人芸者の娘と知り合い、“知る人ぞ知る裏口入学ネットワーク”に依頼をする。だが、
「この成績では無理だろうというレベルでしたね。太田の父親とも何度か打ち合わせの席を持ちましたが、“息子、バカなんです。バカなんです”と繰り返していてね。“割り算もできないんです”ともボヤいていました」(さる日大関係者)

そこで太田本人に尋ねると、
「僕は身に覚えはないですよ」
との答えが返ってくるが、先の日大関係者は、
「1次試験前日くらいのタイミングで、ホテルに太田を缶詰にしました」
と、裏口入学について具体的な証言をする。曰く、本番と同じ問題を使い、現役教員自らレクチャーした……。となれば、ゲタを履かせてもらっていることは、太田も分かっていたことになる。父・三郎氏は、対価として日大に800万円を支払った。
こうして“合格”した先で出会った相方と結成した爆笑問題は、今年で30年を迎えた。8月8日発売の週刊新潮では、“ゲタを履かせようにも、その足がなかった”という言も出た「太田の裏口入学」について詳しく報じる。

爆笑問題・太田光、日大裏口入学報道にマジで反論

12日放送のTBS系「爆笑問題カーボーイ」「サンデー・ジャポン」などで反論。
受験前に現役教員からホテルでレクチャーを受けたという報道についても否定。太田は自身のラジオ番組でもこの件について反論。

「週刊新潮バカ野郎、この野郎てめぇ!
あんだこの記事はよぉ!誰が裏口入学だこの野郎!
ふざけんなバカ野郎!
あんなバカ学校、裏口入学なんかするわけねぇだろう、お前!」

日大関係者のコメントにも、同じような怒り心頭発言!
「俺の前出てきて、同じこと言えんのかバカ野郎!」

「俺ホントあの日から、周りの人たちが俺のことを見る目が、すごい何かちょっと下に見ている感じがするんだよ!」

「俺は別にいいんですけど、やってないですよ」
「親父が何をやっていたかは亡くなっているんで証明のしようがない」
(暴力団のネットワークと接触)「そこははっきりしてほしい」

奥さん太田光代さんもSNS・Twitterで反論。
「許せない」「訴えます」
「裁判は刑事になれば公開出来るはず。皆さま、公開になったら来てね」
「もう裁判所は通過し訴状のコピーは戻って来ています」
「ねー。アーリン。大好きよ」
「金婚式まで頑張りましょう」

そして、今週の週刊新潮の記事では、

演芸評論家の吉川潮氏の言
「太田ほど洒落の分かる芸人としては残念だなぁ。
(中略)
芸人というのは、一般常識ではなく、非常識の世界に生きているわけだから。こういうのにいちいち怒っていてはダメ。笑わせたら勝ちなんです。『裏口は、5000円で済んで安かったよ』とか『途中で理事長にピンハネされたんだ』とかね」

作家の佐藤優氏の言
「人はやましいと思ったことに対してはムキになって反論します。太田さんの一連の猛反論を見ていると、そこに入学歴へのこだわりが見えてきます。
(中略)
(彼ほどの芸人なら)今さら大学にこだわる必要はないはずなのです。
今回の猛反撃ではユーモアのセンスが欠けてしまっていました」

AO入試もまた…

AO入試(アドミッションズ・オフィス入試)とは、大学の入試方法のひとつ。大学の入学管理局(admissions office)による選考基準に基づいて、学力試験を課さず、高等学校における成績や小論文、面接などで人物を評価し、入学の可否を判断する選抜制度。
(ウィキペディア)

評論家の呉智英氏によると、
たとえば、20年ほど前に広末涼子さんが、AO入試で早稲田大学に入学しました。『彼女を入学させれば、出願者が増える』早稲田大学の思惑です。裏口入学と実質変わりません。そもそも大学には多額の入学金がかかります。払わなければ、入れない大学だって裏口と一緒。民間企業のコネ入社も、また変わりません。

太田の肩を持つ野末陳平氏の言で締めくくられていました。
「芸人だったら笑いで済ませろ?ふざけんなよ。芸人だからなんて枠はない。芸人である前に人なんだ」

週間新潮の言いたいこと。
「世間を斜めに斬って笑いにしてきたのに急に当事者となったのだ。そう簡単に『転身』できないのもまた人間なのだから」

終わりに

なんか、週間新潮も最後は人間の性(サガ)にしてしまったり……。
結局、週刊新潮は何が言いたいのだろうか?
また、今後、太田問題どうするのかよくわからない。戦うのか?手打ちにするのか?

まぁ、爆笑問題・太田光氏があまりに激昂したのが、週刊新潮としては予想していなかったかのように、しり切れとんぼになってしまうのか?

どう判断したら良いのか、「真偽」自体は宙ぶらりんです。
そもそも、爆笑問題「太田光」日大裏口入学の証拠は出てくるのだろうか?