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高見沢俊彦が奏でる「御神木の音色」

高見沢俊彦が奏でる御神木の音色

というグラビア・ページが、今週の週刊文春にありました。
最近神社参拝が多くなったので、「御神木」という字には敏感です。

なんと、この2本のギター、伊勢神宮の樹齢800年の杉を一部に使っているそうです。この御神木は、昭和34年の伊勢湾台風で倒れた杉の木です。長年大切に保管してきた人から譲りうけたのだそうです。

「恐れ多いという気持ちがまずあったんですが、音楽を通じて平和や祈りを奏でられるのであれば、と快諾して頂きました。ボディに伊勢神宮の森から切り出したタモの木を、装飾に御神木と言われる御山杉を使用しています。タモの木をギターに使うのは初めてですが、いい音が鳴るんですよ!これはやはり降臨しているのかなと(笑)」

今春、高見沢さんはサンマリノ共和国から「騎士の称号」を授与されていました。

「世界最古の共和国であり、戦争経験がなく、軍隊を持たない国であるのが自分の中ではいいなぁと。カデロ駐日サンマリノ大使の著書『だから日本は世界から尊敬される』を読んで興味を持って以来、折に触れて応援してきました」

サンマリノ神社

伊勢神宮から分祀したサンマリノ神社

サンマリノ共和国には、伊勢神宮から分祀したサンマリノ神社もありました。本殿の様式は、伊勢神宮と同じ唯一神明造です。本殿の一部は、伊勢神宮の木を使って作られたということです。

『ウィキべディア』にこう説明されていました。

マンリオ・カデロが神社本庁に相談しながら神社造営を計画(日本会議機関誌『日本の息吹』2013年5月号)。「日本サンマリノ友好記念チャリティ金貨」の販売で資金を賄った。 2014年6月21日に創建した。鎮座式には、神社本庁総長や安倍晋三首相の母・安倍洋子を含む150人が参列した。
この神社は、2011年の東日本大震災の犠牲者を追悼するために、日本サンマリノ友好協会(JSFS)の発案で創建されたものである。

伊勢神宮・内宮

伊勢神宮・内宮

内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)とそれぞれの別宮14社、摂末社109を合わせた125社の総称が「神宮」です。伊勢神宮」は通称。

上の写真は内宮、天照大神(アマテラス)がご祭神です。外宮のご祭神は豊受大神(トヨウケノオオミカミ)といい、天照大神のお食事番の神様です。

ちなみに、伊勢神宮は外宮先祭といって、外宮を先に参拝してから内宮を参拝します。

伊勢神宮には、2018年9月と12月の2回行くことができました。

唯一心神明造の伊勢神宮ですが、拝殿や本殿(入れない)には一切の彫刻や絵画などの飾りがないのには驚きました。御朱印もシンプルそのものです。なぜか、心のアカも洗われ、シンプルな自我だけが残るような気がしました。何度でも行きたい神社、それが「神宮」伊勢神宮です。

あなたも、「一生に一度のお伊勢参り」と言われる参拝に出かけてみてませんか。

伊勢神宮の御朱印

【左から)伊勢神宮・外宮/内宮の別宮・月讀宮/伊勢神宮・内宮(アマテラスが祀られています)

そして、もう一つ、サンマリノ共和国といえば、忘れもしない出来事があります。

1994年5月1日、F1サンマリノGPアイルトン・セナ事故死

この日の深夜、フジテレビの生放送で見ていました。セナファンの知り合いに電話して、

「見てる!、ウソだよね。大丈夫だから」

と、意味もない励ましをしたのを憶えています。

終わりに

高見沢俊彦氏の御神木を使ったギターからサンマリノ神社、そしてアイルトン・セナと、たった1ページのグラビアがいろいろなことを思い出させてくれました。