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NHKが映らない、夢のテレビ?

 

今週の『女性自身』に、こんな記事がありました。

NHK「スマホも受信料徴収を!」
夫は単身赴任先にテレビを持っていかなかったのに…。スマホを持っているという理由で、受信料を取られてしまった。そんな未来がもうすぐくるかも。

12019年5月15日東京地裁の驚きの判決!

テレビは持っていないが、テレピ放送が視聴できるワンセグ機能付きのカーナビを所有する女性が契約義務がないことの確認をNHKに求めたという裁判です。

女性は「カーナビは交通安全のため」と主張しましたが、東京地裁は「放送を受信する目的がないとは認められない」として、女性の訴えを退けました。
(正直、こんな憶測で判断されたらいやですね)
また、今年3月には、ワンセグ付携帯電話にも、受信料の契約義務があるという判決が最高裁で確定しているということです。

こうなると、ワンセグ機能が付いている電化製品には、NHKと受信料契約を結ばなければいけないことになりそうですね!
また、NHKが制限されていたインターネット配信を可能にする法改正案が、成立する見通しだそうです。

とすると・・・

ネットに接続しるスマホやパソコンも、NHKから受信料を請求されることになるのでしょうか?

NHK受信料に関する経緯と裁判その他の歴史

受信料に関する今までの経緯を『女性自身』はよくまとめて、わかりやすい表にしています。
そこで、転載しておきます。やはり、裁判になったりすると、NHK側が勝訴し、契約数が増えています。
しかし、NHK側が積極的に個々人単位で訴訟を起こすことはないようです。1世帯あたり年13,000円ほどの受信料を取る訴訟を起こすのは、費用対効果が極めて低いからです。
その点、イギリスのBBCのシルテムは徹底しています。(下記参照)

女性自身による「受信料の歴史」
受信料、支払い率と受信料収入

なぜ、NHKは契約制にしないのでしょうか?

元NHK職員でアゴラ研究所代表の池田さんによると
「(公共サービスの)大規模災害の時だけスクランブルを解除すればいい。でも、視聴者離れを危惧して、このような改革はしないでしょう」
と、いうことは番組に自信がないということでしょうか。

NHK広報局の見解では、
テレビ機能付きカーナビとスマホは、受信契約の対象だそうです。ただし、家庭にテレビがあって、すでに受信料を払っている場合は別に契約をすることはないそうです。

同じ公共放送の英BBCとNHKの違いは?

イギリスの公共サービスを提供するBBCは、テレビを設置・使用する場合、「 テレビ・ライセンス (TV Licensing)」という通信許可料(年間約22,000円)が発生します。テレビのあるなしのデータは、徹底的にシステムでデーターベース化されているようです。番組を見られるすべての機器も1つのライセンスでOKです。

NHKとBBC 公共放送 テレビ 受信料 支払い義務 国際比較
https://1ovely.com/nhk-bbc/

不正受信した場合、刑事罰になり、最高2000ポンド(約27万円)。それでも、93~94%の徴収率だそうです。(2017年12月現在)

終わりに

公共放送、受信料など大義名分や細かいことは、すべてなくしてすべて契約制にすれば良いと思います。
NHKは作っている番組に自信を持って、世に問えばいいのです。

NHKが契約制にしたら、あなたは入る? 私はNo.

私は、しません。正直NHKをほとんど見ていません。というか、今年は一度も見ていません。もし、NHKの受信料を払わなくてもいいなら、その分はWOWOWかスカパーに回します。

NHKが映らない、夢のテレビ?」という記事を、2017年12月22日に書きました。そんなNHKが映らない夢のテレビ、早く出てきてほしいものです。