2023年5月3日「つちのこフェスタ2023」が、4年ぶりに開かれました。
- 「つちのこ本気捜索隊」賞金131万円
キャリーオーバー発生中 - 【開催場所】
岐阜県賀茂郡東白川村の中川原水辺公園
日本で最も美しい村 - 【参加定員】2,000名
大人 1,200名/小学生以下 800名 - 【参加費用】
パスポート・駐車券の事前申し込みが必要
大人パスポート 1,500円/参加チケット 1,000円
小学生以下パスポート 1,500円/参加チケット 500円
※大人200円・子供100円のクーポンあり
※駐車場500台(1台1,000円)
昔の「つちのこ生け捕り2億円」にはほど遠いですが、つちのこに夢を見る人々がまだまだ多くいるのですね。賞金は毎年1万円のキャリーオーバーになります。
Contents
つちのこフェスタ2023
「つちのこ」とは?
- 体長:30cm〜80cm位日
- 体色:黒褐色・焦げ茶色・黒・灰色(腹部に黄色・背部に斑点あり)
- 体型:ビール瓶くらいの胴から三角形の頭がちょこんと出ている。
- 特徴:大食家である・一匹で行動する・昼間に活動する・いびきをかく・まばたきをする・垂直に立つ・転がる・蛇行しないで真っすぐに前後に動く・ジャンプする(2m位との説あり)・動きが素早い・有毒である(無毒説もあり)・春から秋(4〜11月)に出没するetc.
- 生息地:北は秋田・岩手から、南は九州鹿児島まで全国各地で目撃されている。特に東白川村は、全国でも有数の多発地帯である。また、地方によって様々な呼び方がある。
(東白川村つちのこ秘伝より)
つちのこ、捕獲時には生きていた!
全長20センチ。つちのこの子供とみられる謎の生き物を捕獲し、そのミイラを保管している人が千種町にいました。(神戸新聞2018年6月)
そのミイラの所有者は、かつて千草町つちのこ捜索隊の中心メンバーだった平瀬景一さん(83)の親友Aさん。Aさんが捕獲したのは2001年2月。その肢体をミイラ化したのが冒頭の写真。
なんか、可愛い!©️月刊『ムー』より
つちのこ生け捕り2億円、兵庫県千草町(現、宍粟市)
©️月刊『ムー』より
ご年配の方なら、「つちのこ生け捕り2億円」というフレーズを覚えておられる方がいるかもしれません。
かつて、つちのこは漫画本などで大変人気がありました。そんなつちのこを使って町おこしを考えた千種町(兵庫県中西部にあった町)。名水百選に選ばれた清流、千種川の源流がある自然豊かな町です。もともと、この千種町には、つちのこ目撃談が多くあったのです。
しかし、千種町が他の町と合併して宍粟市(しそうし)になった時、つちのこ賞金町おこしは廃止されてしまいました。
そんなつちのこは、もう都市伝説かと思っていました。また、今の若者はつちのこの名前させ知らないのではないでしょうか。
捕獲時には生きていた! 衝撃の「ツチノコのミイラ」発見現場へ突撃/山口直樹[ムー]
→ https://web-mu.jp/paranormal/10484/
このミイラは、つちのこなのか?
Aさんは伝てを頼って某大学の農学博士(故人)にミイラを見てもらったところ、博士はこう断言しました。
「このような生物は日本にはいない」
Aさんが鑑定書を書いて欲しいというと、断られました。
「私には書けない。責任を持てない。これは大変貴重な資料なので、むやみに人に見せたり、貸したりしないほうがいい」
つちのこの正体、今までの3つの誤認説
- アオジタトカゲを誤認したとする説
画像を見ると、確かにつちのこの正体では? と言われるのもよくわかります。アオジタトカゲの足をなくして想像してみると、つちのこに見えなくもありません。
- マツカサトカゲを誤認したとする説
画像を見ると、まさに今回のムーに乗っている写真「つちのこのミイラ?」によく似ています。足がなければ、つちのこと言っても過言ではないでしょう。それほど、つちのこに似ていませんか! - 腹の膨れたヘビや胴の短いヘビを誤認したとする説
ヘビは自分より大きな獲物を丸呑みできます。飲み込んだ獲物が入っている部分は、平常の2倍ほども太くなります。
デスアダーやヒメハブの胴体は短めで、これがツチノコと思われるという人もいますが、ヘビはヘビです。似ても似つきません。
終わりに
2023年5月3日「つちのこフェスタ2023」が、4年ぶりに開かれました。参加費用はちょっと高めです。大人の場合、ひとり2,500円かかります。小学生でも、2,000円です。さらに、車で参加すると1台1,000円かかります。
おそらく、賞金をゲットする人は出ないと思われますので、イベントとしてはどうなのでしょうか。まあ、岐阜県東白川の自然に触れるキャンプみたいなものと考えればいいのでしょうか。
昔の「つちのこ生け捕り2億円」にはほど遠いですが、つちのこに夢を見る人々がまだまだ多くいるのですね。
また、月刊誌『ムー』に乗っていたつちのこの記事を紹介しました。こちらに掲載されていた写真は、かなり現実味があります。まさに土の子ではないかと思わされます。
また、つちのこに似た現実にいる生物も紹介しました。